Kerberos クライアントは、KDC との通信においては TCP および UDP の両方のプロトコルに対応しています。既定では、セッションは UDP を使用して通信を試みます。ただし、パケットサイズが [最大 UDP パケットサイズ] に指定した値を超えた場合、セッションは TCP に切り替わります (TCP では接続の開始に時間がかかることがあります)。 多数のグループに所属していて Windows KDC への認証に問題がある場合や、[Windows のログオン資格情報を使用する] をオンにしている場合は、[最大 UDP パケットサイズ] の値を下げると問題が解決することがあります。他に、[最大 UDP パケットサイズ]の設定を大きくしてみてください。 最大 UDP パケットサイズを変更するには Kerberos マネージャを起動します。 [構成] - [レルムの構成] コマンドを