セブン&アイ・ホールディングスとNTT東日本は6日、東日本のセブン-イレブンなど約8700店に無線LANを設置するなど、光回線を活用した「生活インフラ」を共同で構築すると発表した。集客増につなげるほか、災害時には誰でも利用できるようにし、社会基盤としての役割を果たすことも目指す。セブン&アイは、NTT西日本エリアにも拡大し、13年2月までに全国約1万4000店に拡大する方針。 無線LANを導入するのは、セブン-イレブンのほか、イトーヨーカ堂、デニーズ、そごう・西武のセブン&アイグループの店舗。登録すれば無料で無線LANを通して高速インターネットが利用できる。今年度中に東京23区の約1300店で先行導入し、順次拡大する。 コンビニエンスストアなど小売店を中心に導入する背景には、スマートフォン(多機能携帯電話)の急速な普及がある。スマートフォンはパソコンより手軽に無線LANに接続できるため、飲