OWASP Nagoya Local Chapter Meeting 1st 講演資料です https://owaspnagoya.connpass.com/event/59813/

PHPは広く数多のWebサーバでインストールされ、使われている。設定ファイルは殆どそのままで使われていることが多いのではないだろうか。だが4.2より前のバージョンではregister_globalsのデフォルトがOnになっていたなど、利便性とセキュアであることとの関係で潜在的な問題はあるかも知れない。 php.iniのセキュリティチェックに 見直すのはPHPの設定ファイルであるphp.iniだが、多数の設定があるのでぱっと見では設定の善し悪しが分かりづらいかも知れない。そこで使うのがPHP Security Consortiumだ。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはPHP Security Consortium、PHPのセキュリティ設定を見直すソフトウェアだ。 PHP Security ConsortiumはPHPで作られたソフトウェアで、phpinfo()から得られる情報を使っ
本資料は、「DNSキャッシュポイズニングの脆弱性」の対策を更に促進することを目的としており、DNSキャッシュポイズニング対策の検査ツールの使用方法や、DNSの適切な設定方法に関する情報等をまとめています。 第1章では、DNSの役割とその仕組み、DNSキャッシュポイズニングの実現手法とその脅威を解説しています。 第2章では、DNSの問合せ動作を概説し、その動作の理解を深めて頂くための関連ツールとしてwhoisサービスやnslookupコマンドの使い方を説明しています。 第3章では、DNSキャッシュポイズニング対策の検査ツールとして活用できるCross-Pollination CheckツールとDNS-OARC Randomness Testツールの使い方と注意点をまとめてあります。 第4章では、BIND DNSサーバとWindows DNSサーバの適切な設定に関して具体的に記述してあります。
補足 この記事は旧徳丸浩の日記からの転載です(元URL、アーカイブ、はてなブックマーク1、はてなブックマーク2)。 備忘のため転載いたしますが、この記事は2008年12月22日に公開されたもので、当時の徳丸の考えを示すものを、基本的に内容を変更せずにそのまま転載するものです。 補足終わり 今年のBlack Hat Japanには、はせがわようすけ氏が「趣味と実益の文字コード攻撃」と題して講演され話題となった。その講演資料が公開されているので、私は講演は聞き逃したが、資料は興味深く拝見した。その講演資料のP20以降には、「多対一の変換」と題して、UnicodeのU+00A5(通貨記号としての¥)が、他の文字コードに変換される際にバックスラッシュ「\」(日本語環境では通貨記号)の0x5Cに変換されることから、パストラバーサルが発生する例が紹介されている。 しかし、バックスラッシュと言えばSQL
FONって「プライベートネットワークを安全に保ったまま、外部にネットワークを貸し出すことのできる」ツールだと思ってたのですが。 実はそんなでもなく、少しだけ複雑なネットワークを組んでしまうと、すぐに脆弱性が露呈するという、非常に頼もしいツールだったりした訳です。はい。 ネットワークに入られちゃうよぉぉおおお 家の中にネットワーク(サブネット)が二つあると、FONがつながっている方のネットワークは安全に守られるんだけど、FONが参加していない方のネットワークは丸見えになってしまいます。 「そんなネットワークは、そんなに無いだろ(苦笑」っていう人もいるかも知れないけど、実はそんなでも無くて 病院 市役所 学校 とか、普通にサブネット複数あります。そして、こういう所に居る自称物知りさんが「こういうFONってのがあるんだZE☆」とか言いながら、ネットワーク管理者に無断でFONを設置しちゃったりして
Googleが、Webブラウザ上でネイティブバイナリコードを実行する「Native Client」を公開した。 Native Client http://code.google.com/p/nativeclient/ Google Earth,Quakeなどがすでに動いているようだ。 これはすごい!ブラウザ上でX86バイナリを動かす「Native Client」 http://www.moongift.jp/2008/12/native_client/ サンドボックスで安全性確保、オーバーヘッド5% ブラウザでx86バイナリ実行、グーグルが新技術 http://www.atmarkit.co.jp/news/200812/09/nacl.html あと、サンプルのlife.ccにSDL_surfaceと書いてあるのでSDLの描画まわりが既に動いているのだろうから、今後、たくさんのアプリがN
Chromium - News and developments from the open source browser project HTML5の登場で変わる可能性が高いが、Webブラウザのセキュリティモデルは基本的に「Same origin policy」と呼ばれる「同じサイトからしかドキュメントの読み込みを許可しない」ポリシーで成り立っている。しかしこれはPCのローカルファイルとなると話が違ってくる。ローカルファイルに対しては「Same origin policy」は必ずしも有効になっておらず、ブラウザごとに対応はまちまちだ。このあたりの話がChromium Blog, Security in Depth: Local Web PagesにまとまっているためWebデベロッパは一度目を通しておきたい。 説明ではまず次のようにローカルファイルの閲覧に規制が設けられていない場合の脆弱パ
Apache-Tomcat と冗長な UTF-8 表現 (CVE-2008-2938 検証レポート) N T T コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ズ株式会社 IT マネジメントサービス事業部 セキュリティオペレーションセンタ 2008 年 9 月 25 日 Ver. 1.0 SR-20080110 1. 2. 3. 調査概要 .............................................................................................................................. 3 UTF-8 とは ..........................................................................................
■ 無線LANのMACアドレス制限の無意味さがあまり理解されていない 職業マスメディアに代わって、ブログスタイルのニュースサイトが人気を博す時代になってきた。海外の話題を写真の転載で紹介する安直なニュースも人気だ。 このことろなぜか、無線LANのセキュリティ設定について書かれた記事を何度か見た。おそらく、ニンテンドーDSがWEPしかサポートしていないことが不安をもたらしている(そして実際に危険をもたらしている)ためだろうと思われる。 セキュリティの解説が増えてきたのはよいことなのだが、内容に誤りのあるものが少なくない。 実は危険な無線LAN, らばQ, 2007年10月21日 この記事には次の記述があるが、「接続されなければMACアドレスは盗まれない」という誤解があるようだ。 MACアドレスというのは、機器固有のIDのようなものです。たいていの無線LANアクセスポイントにはMACアドレスフ
送信ドメイン認証を実現する2つの方式 前回で説明したように、SMTPプロトコルでは送信者の詐称が可能であるため、スパムや詐欺メールを防ぐことが難しくなっている。送信ドメイン認証とは、そのメールが、送信者と名乗っているアドレスに示されるドメイン(送信ドメイン)から本当に送られているかどうかを確認するための仕組みだ。たとえば「user1@example.com」という送信者からメールが送られてきたとすると、本当にそのメールがexample.comというドメインから送られてきたものかどうかをチェックできるようになる。 現在、送信ドメイン認証技術には大きく分けて、IPアドレスベースのものと電子署名ベースのものの2つが存在する。IPアドレスベースの認証方式には「Sender ID」や「SPF(Sender Policy Frameworks)」が含まれる。また、電子署名ベースのものには「Domain
システム管理作業中にふと見ると、幸か不幸か不審なプロセスを見つけてしまった。そんなときの調査手順に盛り込んでおくと役に立つのが、strace(Linuxなど)やtruss(Solaris)などのデバッグコマンドによる調査である。 root権限があればstraceやtrussコマンドを使用して任意のタスクに対して、そのタスクにおけるシステムコールの実行状況を表示させることで、そのタスクが「何をしようとしているか?」を突き止められる場合がある。例えば、不審な時刻にシェルにログインしているユーザーを発見したとしよう。 [root@voyager admin]# who admin pts/0 Dec 25 12:28 (admin.localdomain.local) joe pts/1 Dec 25 13:22 (dsl-192038.example.com) <--不審ユーザー [root@
What is scponly? scponly is an alternative 'shell' (of sorts) for system administrators who would like to provide access to remote users to both read and write local files without providing any remote execution priviledges. Functionally, it is best described as a wrapper to the tried and true ssh suite of applications. A typical usage of scponly is in creating a semi-public account not unlike the
なんだかやけに長い説明ばかり検索に引っかかったので書きました。 Linuxのローカル環境でDockerコンテナ内のXアプリ(GUIアプリ)を利用するには $ xhost localhost + を実行した後に $ docker run --rm --net host -e "DISPLAY" container_image_name x_app_binary_path とすれば良いです。 もっと読む SSHなどよく知られたサービスポートで何も対策せずにいると数えきらないくらいの攻撃リクエストが来ます。不必要なログを増やしてリソースを無駄にし、もし不用意なユーザーやシステムがあると攻撃に成功する場合もあります。 SshguardはC作られており、flex/bisonのパーサールールを足せば拡張できますがカスタム版をメンテナンスするのも面倒です。必要なルールを足してプルリクエストを送ってもマー
本日起こった、ethna.jp や、jp2.php.net のサイトに、ActiveX や Flash の脆弱性をついた攻撃をする html を読み込む iframeを差し込まれるというトラブルが発生しました。 ちょっとかかわったので、流れを記録として残しておこうと思います。 ethna.jpの第一報 10:30ごろ、%Ethna のIRCチャンネルで、mikaponさんから、mlの保存書庫に不正な iframe が差し込まれているという報告がありました。 10:31 (mikapon) おはようございます 10:32 (mikapon) ethnaのサイトなんですが 10:32 (mikapon) mlの保存書庫の所にiframe埋め込まれてませんか? ちょうど出社中の時間で、この発言をリアルタイムでは見れなかったのですが、土曜日に tiarra を入れたおかげで、発言を見ることが出来ま
Last Updated on: 2008年4月3日Smarty 2.6.19未満のregex_replaceは脆弱だったと言うよりは、今でも脆弱と言った方が良いと思います。 Smarty 2.6.19は2008/2/11にリリースされました。ちょっと古い話ですが、Smarty 2.6.19より前のバージョンのregex_replaceは脆弱、とアナウンスされています。 subversionを見てみると if (($pos = strpos($search,"\0")) !== false) $search = substr($search,0,$pos); が追加されています。 ヌルバイトアタックに脆弱、と言う話です。 しかし、それ以前にマルチバイト環境では2.6.19でも話になりません。幾つかのプロジェクトでSmartyを取り扱った事がありますが、当然マルチバイト対応して使っていました
Last Updated on: 2008年4月3日誤解を招く記事 – LAMPセキュリティを強化する4つの方法で紹介した記事ように、最近「言語を替えるとセキュリティが向上する」といった間違った認識が広まりつつあるように思えます。 結論からいうと、セキュリティに関連する機能が同等な言語であれば「言語を替えるとセキュリティが向上するいう考え」は妄想です。言語を替えても、正しいセキュリティ知識を持ち合わせた開発者が開発しないと、危ないアプリケーションが簡単に作れます。 ちょうど良い証拠となるPloneのCVEエントリが公開されています。PloneはPythonで記述されたCMSです。私も利用したことがありますが、なかなかよくできているCMSです。出来立てのCMSではなく何年も前から実用されています。フレームワークとしてPythonのWebシステムよく利用されているZopeを利用しています。 本
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