米MakeMusicは8月26日、楽譜作成ソフト「finale」(フィナーレ)の開発終了を発表した。新規購入、アップデート、アップグレードの提供は同日に停止。2025年8月以降は新しいデバイスで利用を始められなくし、サポートも終了する。インストール済みのデバイスでは引き続き動作するという。 finaleは五線に音符を入力したり楽譜を再生したりできるソフトウェア。シンセサイザーなどMIDI機器による入力や複数のファイル形式での出力も可能で、1989年のリリース以降、プロ・アマチュアを問わず使われてきた。 MakeMusicはfinaleを開発終了する理由として、OSの進化に合わせてコードが数百万行にまで膨れ上がったと説明。顧客に付加価値を提供するのが難しくなったとしている。 同社はfinaleの開発終了に伴い、ヤマハの子会社である独Steinbergとの提携を発表。Steinbergが提供す
ソニーグループがアニメ制作に使うソフトウェアの開発に乗り出している。商業アニメをつくる際に業界で広く使われている一部のソフトは、すでに最新バージョンへの更新が打ち切られているといった問題を抱えている。作業効率を上げて制作本数を増やしたいアニメ業界はソニーの動きに期待を寄せている。 「開発中のアニメ制作ソフト『アニメキャンバス』は、今年度中の試験導入を目指している」 5月下旬にあったソニーグループの経営方針説明会で、十時裕樹社長はこう宣言した。 ソフトは原画や動画と言われ…
Windows 11のフォトアプリは、WinUI 2を使うUWPアプリから WinUI 3を使うDesktopアプリに切り替わった 現在のWindows 11に搭載されている「フォト」アプリは、UWPではなくWindows App SDKを使うDesktopアプリ(Win32アプリ)になっている。 WinUI 3を使うDesktop/Win32アプリケーションになったフォトアプリ。写真をクリックすると、別ウィンドウが開き、複数のビューアーウィンドウを同時に開くことができる 簡単に言えば、フォトアプリ(Photos.exe)は、通常のEXE実行ファイルである。また、従来のUWP版フォトアプリは、現在では「Microsoft フォト レガシ」として、Microsoftストアから入手が可能だ。 フォトアプリは、WinUI 2を使うUWPアプリから、今年の4月頃にWinUI 3を使うDesktop
オープンソースで開発される「audapolis」は書き起こし機能を備えたメディアエディターで、音声を自動的にテキストに書き起こすだけでなく、書き起こしたテキストを編集することで同時に音声も編集できるツールで、無料で使うことができます。 GitHub - bugbakery/audapolis: an editor for spoken-word audio with automatic transcription https://github.com/bugbakery/audapolis audapolisはオープンソースで開発されるフリーアプリで、AGPL-3.0ライセンスの下で配布されています。GitHubのページにアクセスし、「Release」にある最新バージョンをクリック。記事作成時点での最新バージョンはv0.3.0です。 audapolisはmacOS・Linux・Window
結論から言うと、こんなことができます。 カラーイラストを線画にすることも可能です。 先日、AI-AssistantV3なるお絵描き補助AIフリーソフトを公開したのですが、多くの方から『私のPCじゃ動かん!』というご意見をいただきました。 わかる~!ちょっとAIに興味あるだけの人が20万↑のPCに手を出せるわけないよね。それが本当に使えるモノかどうかもまだわからないのに。 私もできる範囲で動作サポートするものの(抜けていたらすみません!) 元々のPCのスペック問題自体はどうしようもないジレンマに葛藤していました。 ならばスマホからでも動くシンプルなwebアプリ作ったろうじゃん!!! と思ったので作りました。 機能限定版AI-AssistantV3みたいな立ち位置だと思って下さい。まぁ微妙にアルゴリズム違うんで厳密には別物ですが。 【追記】勘違いする方もいるっぽいので明記しておきます! こちら
インターネットを形作っているさまざまな技術は、オープンソースプロジェクトに携わる多くの人々の支援と献身によって支えられています。電子メールクライアント「EmailEngine」を作ったソフトウェア開発者のアンドリス・ラインマン氏が、オープンソースプロジェクトの作者から有料APIの開発者に転身するまでの経緯とその結果をブログでつづりました。 How I turned my open-source project into a business https://docs.emailengine.app/how-i-turned-my-open-source-project-into/ エストニアの技術者であるラインマン氏が、最初にオープンソースプロジェクトを立ち上げたのは、記事作成時点からさかのぼること約15年前の2010年のことです。 Node.jsアプリケーション用のメール送信モジュールで
自分の声をまったく別のキャラクタの声に変えることを実現するAIボイスチェンジャー。エフェクトを使って自分の声を加工する従来のボイスチェンジャーとは異なり、自分の声は完全に消えて、まったく別人になりきれるのが特徴で、これまでもVoidolやCoeFontボイスチェンジャーといったものを記事でも紹介してきたほか、中国系のフリーウェアでもかなりの精度を持ったものがいろいろ登場してきています。 そうした中、12月25日、まったく新たなAIボイスチェンジャー、Parakeet.VC(パラキート・ブイシー)が、福島県のベンチャー企業、Parakeet株式会社からリリースされました。ここには東北ずん子や東北きりたん、またずんだもんをはじめ、計109種類の声が収録されており、ユーザーはそれらを選んで、マイクで話せばリアルタイムにキャラクタの声に変換することが可能です。既存のAIボイスチェンジャーと比較して
ようこそ,アプリ博物館【圧縮解凍ソフト館】へ。“zip”などの取り扱いを支えてきた名フリーソフトの子たちを展示 編集部:楽器 「キュートっ! ここなんかあるよーっ!」 「速いってロール姉……ぇー,なにここー」 「アプリ博物館だってさ。行ってみよーぜー」 「ぇー……だっるぅ」 ようこそ,アプリ博物館へ。 今では当たり前の「アプリ」の言葉が“PCアプリ”をよく指していた時代。愛されていたフリーソフトの子たちがたくさんいました。 本日は,別館【圧縮解凍ソフト館】をご案内いたします。 今やアプリと耳にすると,過半数の人たちは無意識に「(スマートフォン)アプリ」をイメージすることでしょう。 しかし,スマホが存在しなかった時代からアプリという言葉はあり,そのころはアプリ=「PCアプリ」を指しておりました。 もちろん,アプリケーションという元の語自体は広義で扱われるため,ソフトやプログラムやプラットフォ
「高品質なアニメ画像でNSFWコンテンツを生成したい」 「MeinaMixを画像生成のモデルとして利用している」 このような場合には、MeinaHentaiがオススメです。 この記事では、MeinaHentaiについて解説しています。 本記事の内容 MeinaHentaiとは?MeinaHentaiの利用方法MeinaHentaiの動作確認 それでは、上記に沿って解説していきます。 MeinaHentaiとは? MeinaHentai – V3 | Stable Diffusion Checkpoint | Civitai https://civitai.com/models/12606/ 上記ページは、NSFWのコンテンツなので要注意です。 そして、ページにアクセスするにはログインが必要となっています。 MeinaHentaiとは、Meinaシリーズのモデルです。 Meinaシリーズと言
欧州連合(EU)の政策執行機関である欧州委員会は、サイバー攻撃による社会的な被害が大きくなってきていることを背景に、現在広く普及しているさまざまなデジタル製品やサービスのセキュリティをより高める目的で、サイバーレジリエンス法案(CRA:Cyber Resilience Act)を検討しています。 この法案が目指すところは、より脆弱性の少ないデジタル製品が市場に投入されるようにすること、市場に投入後も製造者が製品のライフサイクル全体を通じてセキュリティに真剣に取り組むことを保証すること、そしてユーザーもセキュリティを考慮した製品を選択できるようにすること、などです。 欧州委員会では同時に製造者責任法の改定案も検討中です。これは従来の製造者責任法ではカバーされていなかったデジタル関連の製品やサービスに対しても製造者責任を問えるようにするものです。 しかしこれらの法案ではオープンソースの開発者が
フロム・ソフトウェアの代表取締役社長を務める宮崎英高氏が、米タイム誌の定める「世界で最も影響力のある100人のリスト」(タイム 100)に選出された。 (画像はTIME100: The Most Influential People of 2023 | TIMEより) 宮崎氏は2004年にフロム・ソフトウェアに入社し、『アーマード・コア4』シリーズで初めてディレクターを担当した。その後に『デモンズソウル』や『ダークソウル』、『ブラッドボーン』、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』、『エルデンリング』などをディレクターとして手がけ、現在はフロム・ソフトウェアの代表取締役社長を務める。 同氏はこれまでにも日本国内では「日本ゲーム大賞 2022」の経済産業大臣賞、「CEDEC AWARDS 2022」の特別賞を受賞。海外でも「Golden Joystick Awards 201
写真に写り込んだ不要な被写体や、画像の中に含まれる邪魔な文字など、画像の一部を消したい状況は多く発生します。画像の中の不要な部分をキレイに削除できる無料ツール「Lama Cleaner」を見つけたので、PCへの導入方法や使い方をまとめてみました。 GitHub - Sanster/lama-cleaner: Image inpainting tool powered by SOTA AI Model https://github.com/Sanster/lama-cleaner Lama CleanerはPython向けのパッケージ管理システム「pip」を用いてインストールすることもできますが、今回はPythonなどの準備が整っていないPCでも一発で「Lama Cleaner」をインストールできる「Lama Cleaner One Click Installer」を使ってPCにインストール
画像をウェブページの作成や資料作成用に編集する際は、「画像をリサイズ」「名前を変更」「フォルダを移動」などの複数の処理を行う必要があります。無料で公開されているソフトウェア「chaiNNer」を使えば、複数の処理内容を数珠つなぎにしてワンクリックで実行できるとのこと。日々の繰り返し作業が楽になりそうだったので、実際に使い方を確かめてみました。 GitHub - chaiNNer-org/chaiNNer https://github.com/chaiNNer-org/chaiNNer まずは、リリースページにアクセスしてchaiNNerのインストーラーをダウンロードします。今回はWindowsで使いたいので、「chaiNNer-0.14.2-x64-windows-setup.exe」をダウンロードしました。ファイルサイズは90.7MBです。 ダウンロードしたインストーラーをダブルクリック
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