政府は生成AI(人工知能)の活用と声優の権利保護を巡る法律上の課題について論点整理に乗り出す。民法や刑法も含めて広く見解を示し「AI声優」の利用ルールの整備につなげる。生成AIに声優や俳優の声を学習させる場合や、AIが生成した合成音声の利用についての法的課題について、経済産業省や文化庁、法務省などが論点を整理し、必要な見直しを検討する。政府の知的財産戦略本部(本部長・岸田文雄首相)が6月上旬
自分の声やフリーの声素材、著作権フリーの楽曲などで作るのならば問題はない。関係者を悩ませているのは、声優や歌手などの声を勝手に使った“無断AIカバー”だ。 人気歌手や声優の声を無断でAIに学習させ、無関係な歌を歌わせたり、セリフを言わせたりする無断AIカバーは、アニメファンなどが好きなキャラの声で勝手に制作し、動画SNSなどで人気を集めている。 声そのものが商品である声優にとって、無断AIカバーが作られるのは深刻な問題だ。「早急に何とかしたいと思っているのですが……」。声優の甲斐田裕子さん(アニメ業界の立て直し・発展を目指す有志団体「日本アニメフィルム文化連盟(NAFCA)」理事)は、対策の難しさに頭を抱える。 声を守ることに特化した法律がないことや、作品の関係者が多岐にわたること、関係者の間でも意見が割れていることなどが、問題を複雑にしている。 声優が自らの声でAI音声を作り、新たなビジ
ネクソン傘下のEmbark Studiosが手がけるチーム対戦FPS『THE FINALS』では、ゲーム内のボイスにAI技術を使用していることが公表されている。現在実施中のオープンベータテストを通じては、その声を実際に聴くことができるようになった。これを機に、本作でのAIボイス採用の背景に注目が集まり、現役声優も反応している。海外メディアPC Gamerが報じている。 『THE FINALS』は、基本プレイ無料で提供予定のチーム対戦FPSだ。プレイヤーは、バーチャル世界のアリーナで繰り広げられる戦闘ゲームショーの出場者となり、3人チームを組んでさまざまなゲームモードでの対戦を楽しめる。マップとなるアリーナには、実在のロケーションをモチーフにした環境も用意され、建物を丸ごと吹っ飛ばすなどできる本格的な環境破壊要素が特徴のひとつとなる。 ゲームモードには、4チームでコインを奪い合うコインダッシ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く