【読売新聞】 読書の楽しさを分かち合える貴重な取り組みと言えるだろう。 人前で推薦する本の魅力を語り、最も読みたくなった本を全員の投票で決める。そんな書評合戦が「ビブリオバトル」だ。 先月、高校生の全国大会が開かれた。埼玉県の高校生
「障害あっても好きなことできる」 ビブリオバトルに出場する中途視覚障害者・佐藤順子さん 点字習得、本との出合いに引かれ 長崎県佐世保市春日町の主婦、佐藤順子さん(60)は40代で目の難病が発覚した中途視覚障害者で、物の形と色が判別できない。年々症状は進むが、少しずつ点字を習得し、今でも本を手に取っている。昨年からはビブリオバトルにも挑戦。16日には市内の予選会を勝ち抜いたバトラー(発表者)が集まる大会に初出場する。「どんな障害があっても好きなことはできる」と心待ちにしている。 8日午後。佐藤さんは宮地町の市立図書館で財布から身分証を取り出した。裏面に記された名前の上にはいくつもの小さな突起。「これは『ジュンコ』ではなく『ジユンコ』と間違っていて」。濁音の一つ一つに異なる表記がある点字の複雑さを明かした。 2001年、運転免許を更新する際に視力の低下を指摘された。「老眼かな」。そう思ったが、
Published 2019/10/03 16:00 (JST) Updated 2019/10/04 00:10 (JST) お薦めの本を紹介し合い、聴衆が最も読みたい1冊を投票で選ぶ「ビブリオバトル」の普及に取り組む全国の個人や団体を表彰する本年度の「ビブリオバトル・オブ・ザ・イヤー」(ビブリオバトル普及委員会主催)で、佐世保市立図書館(宮地町)が最高賞の大賞に選ばれた。公共図書館の受賞は初めて。11月に横浜市で授賞式がある。 市立図書館は2016年からビブリオバトルを開いている。学校や社会福祉団体などと連携したバトルに加え、僧侶だけが登場するバトルも企画。本を通じて市民の多様な交流の場を提供したとして、優秀賞に選ばれていた。 普及委は8月、優秀賞を受けた4団体から大賞を選ぶ投票を実施。会員と一般がインターネットを通じて票を投じた。市立図書館は最多の計271票を集めた。 担当の田中裕子
アンケート記入のお願いビブリオバトル・シンポジウム2019に参加していただいた皆様に、アンケートのご記入をお願いしております。今後、より良いシンポジウムにしてくための参考にさせていただきますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。 開催にあたって 「ビブリオバトルは継続開催が難しいのではないか?」 「開催を通して本の宣伝や販促に活かせないか?」 ビブリオバトルが誕生して12年。全国での多様な開催スタイルが生まれるとともに、疑問や課題も生まれてきています。 それはズバリ「主催側の機能」です。 ビブリオバトルでは、4つの機能が提唱されていますが、どれも参加者全般が享受する事項となっています。 ①参加者で本の内容を共有できる(書籍情報共有機能) ②スピーチの訓練になる(スピーチ能力向上機能) ③いい本が見つかる(良書探索機能) ④お互いの理解が深まる(コミュニティ開発機能) しかしビブリオバ
今回は今年(2018年)受験した筑波大学情報学群知識情報・図書館学類の推薦入試(ビブリオバトル入試)に無事合格したので概要・対策・本番の様子について書こうと思います。 来年以降の受験を考えていらっしゃる方に少しでもお役に立てれば幸いです。 文字が青くなっているところをクリックして頂けると詳細に飛べます(アフィリエイトはしていません) まずは簡単に僕の紹介から 筑波大学の前期・後期共に不合格となり、浪人生(宅浪)に 今年も志望校は変えずに筑波知識が第一志望 4月から浪人生として一般入試の勉強をはじめる しかし、6月頃今年から知識情報・図書館学類の推薦要件が大幅に緩和されたことを知り、受験することにしました。 推薦入試の変更点は簡潔に書くと以下の通りです(詳しくは筑波大学公式のpdfを見てください) ※来年以降も変わる可能性があるので随時HPをチェックしてください ・調査書の必要評定平均値が4
「バトラー」と呼ばれる参加者がお薦めの本を持ち寄り、その魅力を5分間でプレゼンテーション。聴衆に「どの本が一番読みたくなったか」を投票してもらい、チャンプを決めるのが「ビブリオバトル」です。小学生から大人にいたるまで、知る人ぞ知る人気のゲームです。今回は、その特別ヴァージョンとして、「知的書評ゲーム ビブリオバトル☆スター決戦」を開催します。本好きで知られる各界著名人がバトルに挑戦!さらにトークセッションなどで読書の魅力を語りつくします。また、アニソン界のスーパースター、高取ヒデアキが生出演し、「ビブリオバトル」のオリジナルテーマソングを初披露するのも大注目です!普段は見えてこないスター達の知性の輝きを存分に味わえる貴重な機会ですので、是非ご覧ください。 <日時> 11月19日(月)午後7時開演(午後6時半開場) <会場> 新宿・紀伊國屋ホール <バトラー> 壇蜜(タレント)、鈴木
筑波大学知識情報・図書館学類は2019年度推薦入試から募集人員を40人に拡大するとともに、面接にビブリオバトル方式を導入する。集団面接で思考力や判断力、表現力などを多面的に評価するための措置で、推薦要件も緩和する。 投票結果は合否に関係なく、面接官は本の紹介や質問などから受験生が自分の意見を論理的かつ説得力をもって伝えられているか、協調的な質問ができるか、質問の意図をくんで的確な回答ができたかなどを評価する。 紹介する本は一般書籍、漫画、雑誌や電子書籍でも構わず、極端な例だと時刻表でもいいという。ただし、スライドやレジュメなど補助資料を使うのは禁止される。 出願資格はこれまで現役生に限られていたが、出身学校長の推薦があれば既卒者の出願も可能とする。推薦要件は従来の調査書の学習成績概評A段階を学習成績全体の評定平均値4.0以上に改める。小論文はこれまでと変わらず課せられる。 参考:【筑波大学
ビブリオバトル方式の推薦入試 筑波大学情報学群知識情報・図書館学類は,2018年11月実施の推薦入試から,基礎的な知識の習得に加えて,思考力・判断力・表現力等の能力を多面的に評価することを目指して,ビブリオバトル方式の面接を導入する。ビブリオバトルは,「人を通して本を知る。本を通して人を知る」をキャッチコピーとして全国に広がっている本の紹介コミュニケーションゲームである(CA1830参照)。2018年4月に公表された第四次「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画」でもビブリオバトルが取り上げられるなど,本に関わる活動として定着した感がある。一方,大学入試では,京都大学の特色入試,大阪大学の世界適塾入試,お茶の水女子大学の新フンボルト入試(E1717参照),早稲田大学の新思考入試,中京大学の高大接続入試など,新しい入学者選抜方式が模索されている。高大接続改革の中で高等学校教育・大学教育の改
読書感想文は読書嫌いを増やす温床と考えているので論外だが、他にも「1日15分は本を読みましょう」「読んだ冊数を競い合おう」など、子供たちに「本を読め!」という号令が、国を挙げて掛けられているようである。 そもそも教育委員会のような行政機関が、しきりに「本を読め」と言うことが怪しい。本なんて役所に言われて読むものではなく、読みたくなったら読めばよいだろう。 だいたい子供たちに「本を読め」と言っている大人たちは、いったいどれくらい本を読んでいるのか。日ごろから周囲の大人たちが楽しそうに読む姿を見ていれば、子供たちも少しずつ本を読んでみようと思うのではないか。まずは、大人が本を楽しむ姿を見せることから始めるべきだ。
読売新聞社と出版業界などで作る活字文化推進会議は24日、東京・大手町の読売新聞東京本社で第18回推進委員会を開き、2002年の設立当初から委員長を務めた劇作家の山崎正和氏(84)が退任し、新しい委員長に作家の浅田次郎氏(66)が就任することを全会一致で承認した。 委員会では、知的書評合戦「ビブリオバトル」のさらなる普及に向け積極的な施策を展開することなどを柱とした2018年度事業計画を決定。猪木武徳・大阪大学名誉教授(72)が新たに推進委員に加わることも承認した。 浅田新委員長は「書店でサイン会を開くと、必ず一定数の文学少年、文学少女が来てくれる。活字離れを悲観するばかりでなく、この層をどう伸ばすか考えていくことが大事だ」と述べ、若い読者層の開拓に期待感を示した。
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