ビンのフタが開きにくいと盛り上がると思った。 「かたいビン」はみんなに共通の体験だし、人によって色んなコツを知っていたりする。 開けようとする姿に、普段見れない一面が出たりもする。 「ポン!」と軽快な音がして開くのも達成感があっていい。 まだ打ち解けてなさそうな男女のグループに、色々な開けにくさのビンを開けてもらって、本当に盛り上がるかどうか試してみた。
はじめに(仏文学者/作家・鹿島茂)このたび、出版不況に関して考えるところありまして、インターネット書評無料閲覧サイト「オール・レビューズ」を立ち上げることになりました。 「オール・レビューズ」は活字メディア(新聞、週刊誌、月刊誌)に発表された書評を再録するサイトです。 出版危機の根源は「書物の消費財化」にあります。 書物がロング・セラーであることを自ら放棄し、ショート・セラーである道を選択したときから出版危機は始まっています。 本を本来の姿である「耐久消費財」に戻さなければなりません。そのために最も有効なのが、過去に書かれた書評です。 まず、読者は自分のお気に入りの書評家の力作書評を無料で読むことができます。 また、これはと思った本の書評を自由に探索することもできます。 その書評で取り上げられている本をサイトで即座に購入することも可能です。 一方、書評家は力をこめて書いた書評がより多くの人
『茄子の輝き』 滝口 悠生 新潮社 1,728円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub LawsonHMV honto 『本の雑誌410号2017年8月号』 本の雑誌社 840円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub LawsonHMV honto 肌をジリジリ焦がす暴力的な日差し。目眩をもよおす猛烈な暑さ。そんな中でも私の仕事は外に出なければならない。営業。それは人と会って話をし、売上や企画を生み出す仕事。 まずは先週MacBookの修理を依頼していた銀座のアップルストアへ。なんと今月4度目の訪問。そのうち2度は娘がiPhoneを壊し、全取っ替えになったため。今回のMacBookはその心臓部であるロジックボードを交換し奇跡の復活を果たした。もうアップルストアは怖くない。 一旦会社に戻って、すぐに東京堂書店へ。今月19日に開催する荻原魚雷さんと岡崎武
四街道市にある築130年の蔵を利用した「蔵の図書館」が、4月のオープン以来、地域で親しまれている。本棚や机は有志の手作りで、蔵書は人々に寄贈された本という温かみのある図書館で、館長の高山理恵さん(37)は「性別や年代を問わず、色々な人に来てもらいたい」と話している。(鈴木慎平) 廃材で本棚 寄贈700冊 蔵は2階建てで、1階は農作物を加工する作業場として使われているが、2階は物置になっていた。蔵の所有者と知り合いだった高山さんは「2階を図書館として活用できないか」と持ちかけ、無償で提供してもらうことになった。 市職員のアドバイスを受けながら、昨年10月に開館準備を開始。有志約10人で掃除から始め、必要な机や本棚は廃材を利用して手作りした。本は市内外の自治会に寄贈を呼びかけ、4月の開館時には400冊以上が集まった。その後も寄贈は続き、今では貸し出し準備中の本も含め、700冊近くになった。 本
皆さんは「サードプレース」という言葉を耳にしたことがあるだろうか? 自分の住む家を第1の居場所とすれば、勤め先や学校は第2の居場所。そのどちらでもない第3の居場所のことだ。 東日本大震災の後のこと。被害の大きかった岩手県大槌町で佐々木氏ご夫婦が独力で夢のような場所を作り上げた。花々が咲き乱れる英国風ガーデン。森の図書館。亡くなった方々と対話する「風の電話ボックス」はあまりにも有名なので記憶されている方もいるだろう。 ある日、佐々木氏から1冊の本を手渡された。マイクロライブラリー図鑑と記されていた。あなたが持っているのがふさわしい気がするというようなことを言われた気がする。マイクロライブラリーとは、公立の図書館ではなく、商店や空きビル、古民家などに書棚を置いて本を通して人々が交流する空間のことで、国内だけでも数百カ所あるという。そのサミットに招かれた佐々木氏は、こんなにも多くの人が活動してい
2017年6月の1か月間、ジュンク堂書店大阪本店(堂島アバンザ)で「ビッグイシュー日本版」のバックナンバーフェアを開催しました。 これを記念して、ビッグイシュー304号「にぎやか、問題解決―いいね!図書館」特集で取材をさせていただいた、伊丹市立図書館「ことば蔵」から館長の綾野昌幸さんをお招きしてトークイベントを開催しました。 土田: 『ビッグイシュー』は通常、本屋さんでは売っておらず、駅前や街角などの路上でしか買えない雑誌です。雑誌を売っているのは、全員ホームレス状態にある方々で、雑誌1冊の売り上げ350円のうち、180円がその方の収入になるという仕組みです。 『ビッグイシュー』がホームレス支援の雑誌だということを知らない方も多いんですが、それ以上に「雑誌の中身がよくわからない」という方が、まだまだたくさんいらっしゃいます。やはり路上で販売をしておりますので、どうしても本屋さんのように気軽
<「今、本屋で図書館を考える」トークイベントレポート1を読む> 土田: 「帯ワングランプリ」「書店VS図書館」「伊丹本屋大賞」、どれもすごく面白いなと思ったんですけど、福嶋さん、今のお話聞かれていかがでしょうか。 私がここへやってまいりました一番の理由は、僕自身が図書館のかなりのヘビーユーザーだからなんです。 「図書館のせいで本が売れない」ということはない 21世紀になった頃に、図書館は無料貸本屋であり、そのせいで本が売れないとターゲットにされた時期がありました。 しかし、元浦安市立図書館長で、今、立命館大学文学部教授の常世田良 先生 は「浦安では図書館が充実すればするほど、そこで本を好きになった方が、本屋でも本を買っている。はっきりと数字に出ている」ということを随分前から主張されています。 私自身もそう思います。私は図書館でも本を借りるし、本屋でも本を買いますので、そういう方はおそらく多
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