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mediologicに関するhiroyukisonodaのブックマーク (18)

  • 「ソーシャル」という罠 —プライバシーが消えてゆく(1/5)

  • mediologic - ソーシャルメディアのアンビバレンツさ

    ソーシャルメディアによって無くなるもの。それは「独り」の時間。 繋がりやすさ、繋がれやすさ、非同期でなくても同期でなくとも共有できるライブ感。 これらは対面のように「今ここに」誰かといなくても、電話のように場所が離れていても相手と時間を共有することを強要しなくても、ソーシャルストリームに流れる言葉や情報が「独り」であることを無くす。 むしろ「独り」でいたければ、意識的に「独り」になろうと努めなければその時間を獲得できない。 ソーシャルメディアによって増えるもの。それは「疎外感」。 繋がりやすさ、繋がれやすさ、はそこでやりとりされる情報量・ネットワークのサイズを拡大する一方、それらの情報を追いかけることへの疲労と徒労、そして情報に乗り遅れたときに生ずる乗り遅れ感や疎外感を生ずる。 限定的な情報チャネルから送られてくる情報しか流れてこない時代における「共通の話題」は、人々の集団の凝集性を

  • mediologic - 編集記事は効果的か?

    【次世代マーケティング考】ウェブ広告は何故なかなかクリックされないのか? – SankeiBiz(サンケイビズ). いくつか前のエントリーでも、同インテグレート藤田社長の記事についてコメントしたが、特定の「人物」をdisろうとして書いているわけではなく、やはり文章として書かれたものについて気になることについては書いておいたほうがいいと思うわけで、書く。 なので、オープンな場所で書いているのでもし筆者から反論があるのであればそれはそれでいい議論になると思うので、やはり書こうと思う。 この文章では「広告は効かない」といった趣旨の文章をハリスインタラクティブの調査を引用しながら、最後のほうで「編集記事でのコミュニケーションが非常に効果的です」と述べている。 しかしながら、もともとハリスとアドウィークメディアのリリースでもあるように(こちらが元ネタ)、広告が効かないことを主張するために行ってる調査

  • mediologic - オープンだけでは物足りない〜ソーシャルメディア利用の結果、再発見したメーリングリストの価値

    ネット、社会調査、マーケティング業界では老舗のメーリングリストに「インターネットサーベイML」(以下surveyml)というのがあって、萩原雅之さん(現・トランスコスモス株式会社エグゼクティブリサーチャー/マクロミルネットリサーチ総合研究所所長)が運営されている。1997年に設立され登録者は約5000人ぐらい。その頃から活躍されている人たちの集まりなので、知恵・知見・考察の集合体となっている。 思い起こせば、この”エムエル”に参加するようになったとき、僕はまだ博報堂の営業職。大学院時代に社会学・社会調査を学び、広告業界に入ったので、非常に自分にとっても興味を満たしてくれる”コミュニティ”だった。その後、電通、Googleと都合3つの会社を経て、独立して2年超。このような”おいしい”転職機会に恵まれたキッカケは紛れもなく、自分自身が大昔に書き始めたこのブログと、この surveml でマーケ

  • mediologic - ターゲティング広告は、消費者に支持されるかどうか、という視点を持たないといけない。

    行動追跡によるターゲット広告は制限すべき? : インターネットコムニュース : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞). 流れ的にはまったくもって妥当な話じゃないかと。 こういった昨今のデジタル広告におけるターゲティングの流れは、AdWordsのコンテンツターゲット以降の流れであり、TacodaやRevenueScience(=AudienceScience)などの行動ターゲティングソリューション提供企業が出てきた6−7年前から続く。 しかしながら、もっとも広告ビジネスにとって革命的だったのはGoogleのAdWordsだった。 自分自身もGoogleに三年間籍をおいていたわけだが、誰もまだまともに「ぐーぐる」と読めないし、知らない時代に、Googleに何を見ていたかというと「広告におけるコペルニクス的展開・革命」にあった。 Googleといえば検索連

  • mediologic - 自分の考察・主張を信じるならTwitterのせいにしてはいけない。

    【次世代マーケティング考】今こそ“ツイッター”の功罪が議論されるべきでは  MSN産経ニュース. この記事が人づてに転送されてきて「高広さんどう思います?」と聞かれた。 Twitterではつぶやいたけど、大事なことな気がするのでブログにも記述しておく。 このインテグレート藤田さんの文章への意見は他に、『リアルタイムウェブ-「なう」の時代』を書いた小林啓倫さんも書かれているのでこちらも参照されたし。 さて、どうも藤田さんは自分(とその他の講演者も、としているが)が講演した内容について「tsudaられる」のが嫌なようだ。それは自分の主張とは違う内容として“ねじ曲げられて”ツイートされることがあるから、という。 しかしながら、どんな主張・考察であれ、Twitterが普及してようがしまいが自分の意図通りに伝わるようなことはなかなかない。オーディエンスに全く伝わらなければそれは自分の伝え方のせいだし

  • mediologic - 検索連動型広告は「ブランディング」に効果があるのか。

    朝から元オーバーチュアで、現ルグランの泉さんのブログ記事を見て、同じく元Googleで広告商品/営業マーケティングを行っていた知見から。 ■【リサーチ】検索連動型広告にブランディング効果はあるのか? こちらの記事中にある、東大生の論文が「検索連動型広告にはブランディング効果がないと調査で認められた」という内容なんだけれども、 ■検索連動型広告に表示されるか否かがブランド資産に与える影響-検索連動型広告にブランディング効果はあるのか- どうにもこのサマリーを見る限り、反駁せざるを得ないので。学生の論文だからといっても、ネット上に現れるとこれをもって「ほら調査で証明されてるでしょ!」と何も考えてない人が使ったりする。前提となる調査仮説や設計は常に批判的な目で見るのが社会調査の基なので、学生の調査に対して大人げない、という人もいるかも知れないが敢えてここは書いておきたい。また学部

  • mediologic - 2010年、Google 2.0に向けて進化する年になるか?

    Marissa Mayer、Googleの現状と未来を大いに語る―コンテキスト・ディスカバリーとは?. 巷では、Googleの対Facebook対抗とみられている「Google +1」に注目が集まってるようだが、僕はやはり同社は検索なので、その進化がやはり気になる。 Googleとは検索の会社である。 この言葉は至極当たり前のように聞こえるかもしれない。 しかし一方ですごく深く、可能性のある言葉。 検索が、「検索ボックスにキーワードを入れて、検索ボタンを押すこと」だなんて誰が決めたんだろう? 実は僕がGoogleにいるときに、こんな話があった。 あるエンジニアが、 「Googleは情報にできるだけ早く辿りつけるようにすることがミッション。だから検索ボックスにキーワードを入れるだけじゃなくって、今話題のトピックをトップページに掲出して、クリックするだけでその情報に到達するのでもいいんじゃない

  • mediologic - 『考える練習』と『考えない練習』

    考える、と、考えない。 この2つは全く逆のようで同じことなのだ、と最近思う。 ちゃんと”考える”ことは、”考えない”癖をつけることにもなるのだと。 考えるためには、考えない癖が必要。 過度な情報摂取は、リチャード・S・ワーマンが言うところの「情報不安症」に陥りがち。 かといって”情報を遮断する”となるとそれはそれで不都合があるのも今の世。 よくある、断捨離的な情報遮断をリコメンドするや雑誌記事もあるが、それも過剰な反応。 バランスをとるためには、”データ”と”情報”を見極めるために、ちゃんと自分の頭で「考える/考えない」をすること。 「考える」癖ばかりつけるから情報不安になるのであって。情報を遮断しても「考える」癖が解消するわけではない。 それは情報がないから、「考える機会がない」だけであって。それは積極的に「考えない」ということではない。 なので、「考える練習」と「考えない練

  • mediologic - “Communication Planning/Communication Design”の定義(Wikipedia)

    Communication Planing – Wikipedia を訳してみた。 コミュニケーションプラニングは ターゲットオーディエンスにリーチするためのマーケティングコミュニケーションの手法(芸術科学)であり、広告、PR、イベント、ダイレクトメールなどが含まれる。誰がターゲットで、いつ、どんなメッセージをどのように届けるかによってその手法が決定づけられる。 コミュニケーションプランはプロジェクトの継続中、諸々のコミュニケーション施策やスポンサーシップ施策の指針として利用する。またこのプランは固定化されたものではなく常に機能するものとして、オーディエンスのニーズの変化に応じて常にアップデートされる。なので、次のようなものが記述されているものとなる:適切な情報伝達者 communicator から適切なオーディエンスへ、適切なチャネルを通じて、適切なタイミングで、適切なメッセージをどの

  • mediologic - 広告主は何を考えているかを学ぶ〜10/14 中央酪農会議前田事務局長のお話まとめ。

    以下にインラインに書き連ねたのは2010年10月14日に東京フォーラムで開かれた『宣伝会議プロモーション&メディアフォーラム2011』の一セッション、ポスト『牛乳に相談だ。』として展開されている『MILK JAPAN』に関するお話。登壇者は責任者の社団法人中央酪農会議の前田浩史事務局長(@hirochanmaeda )。 タイトル「MILK●JAPANが目指すコミュニケーションの新しいカタチ ―体験共有による牛乳「価値」の協創― 」についての記録です。 ※実際はtwitterで当日ツダりました。それを時間軸で並べたものが下記になります。 非常に勉強になると思いますので、ぜひ一読いただきたい。 以下、前田さんのお話。 ================= 前田「『牛乳に相談だ。』キャンペーンは主に若い世代に向けて。キャンペーンの認知は成功。ただし、中高生が以前より牛乳を飲んだ、というところまで

  • mediologic - 第一回販促会議賞、グランプリ受賞者座談会を終えて。個人的雑感。

    昨日、グランプリ受賞者の、電通テック クリエーティブ部の菊池雄也さん(コピーライター)、森康成さん(アートディレクター)、そして博報堂ケトルの嶋浩一郎さんと座談会をしてまいりました。 その座談会の模様は12/1発売号に譲るとして、僕個人の雑感を。 ※嶋さんには↑の座談会で開口一番「高広くんは辛口だから厳しいこと言われるかもしれないから」と受賞者の前で(笑)。でもホントは嶋さんのほうがニコニコしながらめっちゃ辛口なんだよねー。実際、会の最後のほうでは”いつもの嶋さん”だったわけだけれど。 ■販促会議賞という賞について この業界には、宣伝会議賞や電通賞、東京インタラクティブアドアワード(TIAA)のような国内広告賞の”重賞”があり、それぞれ歴史的な重みがあり、TIAAですら短いネットの歴史の中でそうなりつつある。これらを目指すことは広告業界のクリエイター/プランナーとして非常に重要なことだし

  • 【学習】高広伯彦氏のソーシャルメディアこき下ろしTogetterを更にまとめてみた:プロジェクトマネジメント10.0:オルタナティブ・ブログ

    2010年10月29日追記: このエントリ執筆を通じて得た経験を、次のエントリにまとめました。 【まとめ】ソーシャルメディアという言葉に踊らされないために、知っておいて欲しいこと お世話になっております。 ループス岡村直人です。 昨日、社内で以下のTogetterが話題になりました。 mediologic 番外編 - 「ソーシャル メディア」を取り巻く人々に喝を入れる 久々に TL に降臨した @mediologic こと高広氏。一連の発言が、どれもこれも突き刺さるものばかり。最近の「ソーシャル メディア (マーケティング)・ブーム」に浮かれた業界、そして人々に対して喝を入れる発言は、まさに必読!gosuke 30 fav 2346 view 2010 10/26 まぁ、私なんかどっちかというと、、、というか思いっきり「浮かれた側」にいますので、厳粛な気持ちで拝読いたしました。内容としては

    【学習】高広伯彦氏のソーシャルメディアこき下ろしTogetterを更にまとめてみた:プロジェクトマネジメント10.0:オルタナティブ・ブログ
  • mediologic » ネットの登場でアドクリエイティブはご臨終なのか。

    @ryoinsさんと@naga8888 さんのやりとりから。 @ryoins さん tweeted : “@naga8888 さん。ネットの登場でアドビジネスが様変わりし(新世界創世とするか?)ました。ただ、アドクリエイティヴもご臨終なのでしょうか?ネット登場以来、広告を文化と見るのも恥ずかしい状況。オールドクリエイターとしては、過去50年、何をしてきたのか憮然・慙愧の思い切です。” ネットの話、アドクリエイティブが臨終となる話、広告を文化と見るのも恥ずかしい話。 この @ryoins さんは調べれば簡単に分かる、広告クリエイティブ業界の功労者たる人物。その人からのつぶやき。 個人的には、ネット、ではなく、「ネット広告」の世界ではクリエイティブはほとんど成長していない、と思う。 僕が電通を辞めてGoogleに飛び込んだのは、一旦インタラクティブなオンラインクリエイティブの世界を離れてみて、

  • mediologic.com/weblog » 消費者行動=情報処理行動

    消費者情報処理理論(研究)というのがある。英語でいうと、Consumer Information Processing 。 この理論(研究・モデル)は、消費者行動を、情報処理活動として捉えるアプローチを指す。認知心理学や脳科学からの派生もある。 非常に今注目すべき。特に消費者サイドがproactiveに情報行動をとる(価格.comや@cosmeなどを参照)現在において。 中心的な概念として、 ・消費者は感覚レジスタ(目や耳など)を通じて情報を取得する=外部情報 ・長期的に記憶内に蓄積された情報を持つ(購買経験など過去の情報)=内部情報 これらの短期記憶/外部情報と長期記憶/内部情報を整理統合し、かつ目的・動機づけがなされた場合、購買行動が起こる、というもの。 なので、AISAS的な線形モデルよりもう少し複雑で、消費者とブランドとの過去の資産(僕はこれを最近、”コミュニケーション資産”と

  • mediologic.com/weblog » 玄関から個室へ。

  • mediologic.com/weblog » ソーシャルメディアを使わない人もいる、という前提で、このメディア上の”PR”というものを答えてよ。

    昨晩 、”ソーシャルな人たちの個人的集まり”というDIALOG HOUSEに参加してみた。 今回は、オバマのソーシャルメディア戦略にも携わったという Edelman の Michael Slaby の話がメインで、彼の話は短いながらも「うまいこというなあ」というキーワードが散りばめられていた(例えば、Social MediaとEarned Media を切り分けて図をつくっていたり、interconnected や Shopping as content とか Shopping become collaborative などなど)。 さて、そのあとの二名のプレゼンターがいて(最初は質問を避けていたんだけれども)どうしても気になる件があったので、会場から質問してみた。それは、 ソーシャルメディアを使わない人もいるのに、なぜその人たちにソーシャルメディアを使うことをプッシュするのか、せねばなら

  • mediologic.com/weblog » [短い考察] twitterについて思う、“場”の不在と”パーソナリティ”の存在。

    twitterがこれまでのコミュニティやSNSと違うのは、電子的な場所の不在にあるのであって、それはJoshua Meyrowitzが言った“No Sense of Place”のような、”場所感覚”が不在になるといった浮遊感でもなく、そもそも”場”というものない、ということにある。 個人のページも他のSNSなどと違い、パーソナライズされた場、とまでいうほどのものでもない。 また、従来のコミュニティやSNS的な、会話するための”部屋”や”場所”的なところもない。あるのはハッシュタグであり、それは話題やイベントごとに作られる、人工の河川のようなもの。それぞれのタイムラインから流れだすつぶやきが集まり、支流からの流れを集めた巨大な河川になっていくが、その河川は、ロプノールのごとく現れ、消え行く。 この”場”や”場所”の不在を成り立たせているのは、アカウントそのものにある。 アカウントがなけ

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