NTT西日本は23日、スマートフォンとメガネ型デバイスで視覚障害者の移動を遠隔支援(テレサポート)するシステムの試作機を公開した=写真。メガネ型デバイスは30万画素のウェブカメラと指向性マイク、骨伝導ヘッドホンを内蔵しており、サポートセンターのオペレーターがリアルタイムに受信した映像とグーグルのストリートビューを見ながら段差の有無などの路面情報や周辺施設などを説明する。障害者や高齢者などの移動弱者支援や外国人観光客向けの観光ガイド、緊急災害時の被災者支援ツールなどへの活用が期待できるという。 当日、川崎市内の富士通社内で開かれた障害者の移動支援を目的に発足したACTフォーラムWayFinding SIG(ウェイファインディングシグ)の第1回研究会で試作機を紹介した西日本電信電話研究開発センターの柴田巧さんは「GPS測位では屋内外を問わず6メートル以内の誤差を実現できる。視覚障害者のテレサポ
私たちは屋内でも屋外でもほとんどの情報を視覚から得ています。いまの社会では最も多くの情報を「見る」ことによって得ているのです。これは、目の不自由な人にとっては非常に生きにくい社会であるということも意味します。世の中の便利なものも彼らにとってはちっとも便利ではないのです。とえば目の不自由な人はiPhoneを買ったとしても電話することと音楽を聞くことくらいしかできません。でももし、スマートフォンを使って、目の不自由な人たちががいろいろなものを「見る」ことができたら、それは素晴らしいことだとは思いませんか? そしてそれはなんともう実現されているんです! それを実現するのは“LookTel”というソフトウェア。これをWindows Mobileのスマートフォンにインストールすることで、スマートフォンが「目」の代わりになるというのです。簡単に言うと、カメラが「見た」ものをスマートフォンが読み上げてく
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