帰ってから友人と電話で少し話す。腫れが邪魔でうまく話せず。夕食。これも同じく。疲れてしまう。『神の子どもたちはみな踊る』を読む。面白い。筋に引き込まれる。妻がいなくなるというのは村上にほんとによくあるパターンだが、ノーマルなサラリーマンがいきなり釧路に行くという展開がなんとなく自分の今の気持ちにあっている気がする。夜8時前に就寝。(8.22.) 昨日帰郷。特急の中では村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』(新潮文庫、2002)を読了。阪神大震災に関連して書かれた6本の短編の連作、とでも言えばいいか。それぞれよく書けていると思う。村上の短編は完全に独立していると何を言っているのかよくわからないものが時にあるのだが、このように一つのテーマでの連作になると、一つの全体像のようなものが見えてくる。この登場人物の誰一人として被災地に帰ったりボランティアに出かけたりしない。被災地の出身の村上がそのような
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