cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日
1 能の「翁おきな」で、千歳せんざい・翁に次いで3番目に出る老人の舞。直面ひためんの揉もみの段と黒い尉面じょうめんをつける鈴の段とからなり、狂言方がつとめる。また、その役および面。→式三番しきさんば 2 歌舞伎・人形浄瑠璃に1が移入されたもの。開幕前に祝儀として舞われたほか、一幕物の歌舞伎舞踊としても発達。 3 地方に1または2が伝播でんぱし、各地の民俗芸能に取り入れられたもの。多くは最初に演じられる。 〘 名詞 〙① 三番目に舞う翁(おきな)の意。(イ) 能楽の祝言曲、式三番(しきさんば)で、第一に千歳(せんざい)が舞い、第二に翁が舞った後、三番目に狂言方が出てつとめる老人の舞。黒い面をつけて舞うところから、その面をもいう。三番申楽。[初出の実例]「遠国にて猿楽三はさうにことをかきて、禅僧とまゐまゐとさるかゐとに行合たる間」(出典:多聞院日記‐天文一一年(1542)二月一三日)(ロ) 能
〘 名詞 〙① 白拍子などの舞の一形式。特殊な足ぶみで踏みまわることのある舞踊で、現在民俗芸能に残っている。[初出の実例]「鼓を打て乱拍子の次第をとる」(出典:十訓抄(1252)三)② 能の舞事の一つ。小鼓のみで囃し、特別の足づかいなどをするきわめて特殊な舞。現在は「道成寺」でだけ演じられ、重い習物とされる。[初出の実例]「この外、拍子の名目〈略〉らん拍子、さがりは等の拍子あり」(出典:五音三曲集(1460)) 能の舞事の用語。足遣いを主とした特殊な舞事で,《道成寺》の白拍子(前ジテ)のみに用いる。古くは金春(こんぱる)流の《道成寺》,観世流《檜垣(ひがき)》の老白拍子,宝生流《草紙洗》の小野小町,金剛流《住吉詣》の御随身と4流それぞれにあったが,江戸時代以降は各流とも《道成寺》のみで舞われる。囃子は小鼓だけで奏する(笛がところどころでアシラウ)のが特徴で,小鼓方はやや右を向きシテに対する
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