ソフトバンクグループ総帥の孫正義が昨25日の朝日テレビ「サンデー・フロントライン」に出演、世界から取り残される形で経済的な地位を凋落させつつある「日本の再生」はどうあるべきか、自らの主張を展開させていた。相手は民主党の仙谷由人国家戦略担当相。コメンテーターに姜尚中東大教授。 民主党は昨年12月に三つを柱とする「成長戦略基本方針」を決めた。 1.GDPの成長率――2020年までの平均で名目3%、実質2%を上まわる成長を目指す。 2.名目GDP ――2009年度473兆円を2020年度までに650兆円に引き上げる。 3.失業率 ――2010年2月失業率4.9%を3%台に下げる。 「目標達成政策」 1.環境エネルギー部門の産業育成 2.医療・介護部門の産業育成 3.観光に力を入れて、観光立国を目指す この3分野で100兆円の新たな需要を生み出し、雇用を創出する。中身の具体化はこれからで、