大学でコンピュータ科学を学ぶ学生の多くは、C++やJavaなどのプログラミング言語を学び始める際に難しいと感じる。その主な理由の一つはLOGOなどの単純な中等教育向けの言語と、より高度なOOP(オブジェクト指向プログラミング)言語との間に大きな隔たりがあるためだ。そこでその隙間を埋めるためにCMU(カーネギーメロン大学)の研究者たちがAliceを開発した。Aliceは、3Dモデルを使用してコンピュータアニメーションを作成するOOP言語だ。 Randy Pausch氏率いるCMUの研究者チームがコンピュータ科学を学ぶ学生向けのC++とJavaの様々な入門用教科書を調べたところ、条件分岐、ループ、再帰、関数/メソッド、コレクション(たいていは配列だがリストのこともある)、オブジェクト、継承、カプセル化、ポリモルフィズムなど、説明が不可欠である概念がいくつかあることがわかった。Aliceでは、学
![Alice:3Dアニメーションを作成しながらOOPを学ぶ | OSDN Magazine](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4196864a37518a8c4219cc80d90c0a0b1a82a491/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmag.osdn.jp%2Fimages%2Fmag%2Fmagazine-200x200.png)