2010年7月にSHUREのハイエンドイヤホンとして「SE535」が発売され、前機種の「SE530」から着脱式ケーブルを新たに採用し話題を集めた。続いて2011年秋には限定版の「SE 535 Special Edition」が登場。日本のユーザーからのニーズを汲み上げることで開発されたという本機は、ノズルの中に周波数フィルターを搭載して高域特性を高めたプレミアムモデルとして人気を博している。 このSE535シリーズを超える上位機種として、今回フラグシップモデルの「SE846」が発表された。SE535を超えるハイエンド機については、昨年末に米国SHURE本社でイヤホン製品の開発に関わるマット・エングストローム氏とショーン・サリバン氏の両名が来日した際、インタビューでもその開発計画をほのめかしていたが(関連記事)、ついにその実体が明らかになった格好だ。当サイト読者の中には、「春のヘッドフォン祭