Wi-Fi Allianceは11日(米国時間)、無線LAN設定機能の認証プログラム「Wi-Fi Protected Setup(WPS)」にて近距離通信(Near Field Communication、NFC)のサポートを開始したと発表した。 WPSは、Wi-Fi Allianceが2007年1月より開始した、無線LANの接続設定やセキュリティ設定を簡易化する機能の認定プログラム。これまで、プッシュボタンを利用する方式とPINコードを入力する方式を採用している。 今回、Wi-Fi AllianceはWPSの設定方式にてNFCをサポートすると発表した。これにより、無線LAN機器のセンサー部分など指定された部位にカードやトークンを接触させるのみで無線LAN設定が可能となり、カメラやゲーム機、家電製品などキーボード式インターフェイスを持たない機器で有用だとしている。なお、NFCはソニーとフィ