"将来の目標"を明確にして、そのために必要なスキルを主体的に身に着けていこう──こうしたキャリアデザインの考え方は、一般的に多くの人に浸透しているものだと思います。しかし、不確実性の高い現代において、思い描いた通りのキャリアを歩むことは、いったいどの程度可能なのでしょうか。また、そもそも自分の「将来やりたいこと」や「数年後のありたい姿」がわからないと、悩んでいる人も少なくないと思います。 そうした現代において重要なのは、キャリア目標を捨て、「探究テーマ」を持つことなのではないか。従来の"中長期のキャリア目標を設定し、「選択と集中」でその達成を目指す"考え方ではなく、「いま自分が関心を向けていること」を「探究テーマ」として掲げて、「分散と修繕」の考え方のもと有機的にキャリアをつくっていく方が、不確実性の高い現代のキャリアデザインとして有効なのではないか──そんな話を、最近よくVoicyやXで
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