渋滞にイライラする前に、原理を学ぼう 高速道路の渋滞、ひしめき合っておこる人の渋滞。 なぜ渋滞は起こるのか。 渋滞学 (新潮選書) 新品価格 ¥1,404から 流体力学にも似ているし、統計力学にも似ている。 もっと言えば、数学的要素も強いし、心理学的要素も大いにある。 そんな渋滞を学問として捉えたのが渋滞学。 分野横断的な発想で挑む学問であり、非常にわかりやすく、イメージしやすく書かれている本書。 何年か前に話題になって読んだのだが、ふと目に留まったので再読してみた。 「空気の流れも超音速になると、人の流れと同じように細いところを通過するときには遅くなる」 人の流れは圧縮性の超音速流体と似ている点がある。 まだまだこっち方面からの研究は進んでいないようだが、何となくイメージはできる。 超音速の流体の場合、圧力の情報よりも早く移動しているため、 流れの先に何があるのかを事前に予知することがで
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