ディフェンスライン(DL)宮川泰介選手(20)が無防備な関西学院大のクオーターバック(QB)に後方から悪質な反則タックルをして負傷させた件に関して関学大は26日、兵庫県西宮市内で3度目の記者会見を行い、「多くの矛盾があり、到底真実とは認定できない」と日大の再回答に反論。十分な信頼関係を取り戻せるまでは日大との定期戦を中止すると発表した。 【写真】記者会見する関西学院大アメリカンフットボール部の鳥内秀晃監督 会見は関学大アメリカンフットボール部の鳥内秀晃監督(59)、小野宏ディレクター(57)による会見が1時間半行われた後で、負傷したQBの父親で大阪府警に被害届を提出した奥野康俊氏(52=大阪市議)が会見。真相究明のため被害届は取り下げない苦渋の決断をする一方で、「宮川選手に寛大な処分を求める嘆願書を集める」と被害者側が加害者側の嘆願書集めをするという異例の対応を発表した。 奥野氏は被害届を