慰安婦問題、衆院解散で合意ならず=就任前から竹島上陸計画―前韓国大統領 時事通信 1月29日(木)16時24分配信 【ソウル時事】韓国の李明博前大統領は2月2日出版予定の回顧録で、従軍慰安婦問題について、2012年11月の東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合の際に日韓首脳会談を行い、最終合意することで両国が事前に一致していたと明かした。しかし、直前に当時の野田佳彦首相が衆院解散を表明したため、実現しなかった。 それによると、大統領側近だった李東官・言論文化協力大使と斎藤勁官房副長官が12年10月に接触。首相が元慰安婦に手紙を送って謝罪し、日本政府の予算から補償を行うのが最終合意の柱だった。「(合意まで)9合目を越えていた」と振り返った。 また、李氏は12年8月の島根県・竹島(韓国名・独島)上陸について、就任前から任期中に訪問する意向だったと説明。周囲には「独島が紛争地域化し、プラス