新型コロナウイルスの感染拡大でおよそ700年続く伝統の神事が中止です。 三重県桑名市の多度大社は今年の「上げ馬神事」を中止すると発表しました。 中止は、あの織田信長が神社を焼き討ちした時以来およそ400年ぶりとなります。 毎年5月4日と5日に行われる桑名市の多度大社の「上げ馬神事」は南北朝時代からおよそ700年続く伝統行事で、地元の若者が乗った馬がおよそ2メートルの土壁を駆け上がり、壁を越えた回数で農作物の実りや景気を占います。 去年は、2日間でおよそ15万人の見物客を集めた神事ですが、今年は新型コロナウイルスの感染予防のため中止されることになりました。 多度大社によりますと、上げ馬神事は戦時中も行われ中止になるのは、長島一向一揆の平定に動いた織田信長による焼き討ちで神社が焼失した時以来、およそ400年ぶりだということです。
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