テレビが「ジャニー氏の性加害」を黙殺した背景 1999年1月、世間を驚かせた記事が写真雑誌『FRIDAY(フライデー)』に掲載された。現在でも続いているこの雑誌は、当時は有名人のスクープをすっぱ抜くゴシップ雑誌として気炎を吐き、業界から恐れられていた。 そこに「スクープ‼ 女子短大生たちが衝撃の告白・ジャニーズJr.4人が溺れた乱痴気パーティー写真」と題して未成年であったジャニーズJr.の飲酒・喫煙が大々的に報じられ、社会的に大きな話題となったのである。 この問題は「ジュニアスキャンダル」と呼ばれたが、その真相は決して語られることはなかった。ジャニーズ事務所が徹底的な箝口令かんこうれいを敷いたからである。その裏事情をこの場で明かしてゆく。 実はこの問題にはテレビ東京が関係している。発端は当時、テレビ東京で放送されていた『愛ラブB.I.G.』という番組であった。この番組の担当者のところにある
![だから稲垣、草彅、香取はテレビから消えた…SMAP独立騒動が示した「忖度とバーター」というテレビ業界の病 元テレ東社員が明かすジャニーズ事務所の"静かな恫喝"](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8a224b038e3a3356ab202bcb81034f51750e00d0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpresident.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F1%2Fb%2F1200wm%2Fimg_1b182a56ad75e1abc08b5eb8c1d362c01023837.jpg)