ブックマーク / apeman.hatenablog.com (15)

  • 「731部隊展2013」 - Apeman’s diary

    明治大学の平和教育登戸研究所資料館にて、2013年8月7日(水)〜8月24日(土)、9月4日(水)〜10月26日(土)のスケジュールで特別パネル展示「731部隊展2013」が開催されるそうです。 http://www.meiji.ac.jp/noborito/info/2013/6t5h7p00000g0tas.html また、9月1日にはシンポジウムも開催されるとのこと(場所はリバティタワー)。 http://ameblo.jp/supportvictim731/entry-11583068019.html 近年でこそ「慰安婦」問題否認論や南京事件否定論の陰に隠れている感はありますが、731部隊の戦争犯罪も強い否認の対象となってきたものの一つです(中帰連への誹謗中傷とセットになって)。他方、ペスト菌を用いた細菌戦の「研究」をまとめた論文集によって東京大学が戦後の1949年に博士号を授与し

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    hituzinosanpo
    hituzinosanpo 2013/08/06
    いってみます。
  • 「戦争の狂気」だけでなく - Apeman’s diary

    去る8月15日、毎日新聞は九大生体解剖事件の関係者の証言を掲載しました。 毎日jp 2012年08月15日 「九大生体解剖事件:「戦争は人を狂わす」最後の目撃者語る」 記事中に次のような一節があります。 「軍人と医者が残虐非道なことをしたが、これは事件質ではない」。東野さんは独自に調査中、気が付いた。「当時の心理状態は平和な時代には考えられないほど、おかしな状態だった」。戦争末期の空気と混乱は医者をも狂わせた。 かなり短くまとめられているため、証言者の言わんとすることがかなりわかりにくくなっています。ただ、記事のタイトルとあわせ、「戦争末期の空気と混乱は医者をも狂わせた」が記者の伝えようとするメッセージであることは明らかです。 生体解剖を目撃した証言者が長年の思索の果てにたどり着いた結論であるのならば、それには相応の敬意が払われねばなりませんが、他方で戦後世代が簡単に「戦争の狂気」と総

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    hituzinosanpo
    hituzinosanpo 2013/01/26
    731部隊のこと。
  • 「動画で出せや動画で」だってさ - Apeman’s diary

    歴史修正主義を批判するとコメント欄に実例が現れてエントリの正しさを証明してくれるという、よくある現象の最新のケースがこれであるわけですが。彼らがこの問題についてまともな文献の一つも読んだことがないことは、もちろん彼ら自身がよく承知しているはずです(彼ら自身のことなんだから)。『慰安婦と戦場の性』すら読んでないですよ。それでいてあれだけ自信たっぷりに語れてしまう、あるいは語る準備が自分にはあると思うことができる、というのはやはり注目に値することでしょう。だから私が「ちゃんとを読みなさい、を」とコメントした時にも、もちろん「彼らがまともなを読めば、考えを変えるだろう」と想定していたわけではなくて、「彼らは、戦時性暴力を問題視している論者のを自分で読むことは、断固として回避し続けるだろう」と想定してのことです*1。 そんな彼らの意識の一端を明らかにしてくれているかもしれないのが、「動画で

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  • 『東京裁判における通訳』ほか - Apeman’s diary

    武田珂代子、『東京裁判における通訳』、みすず書房 出た時から気になっていただが、ようやく読んだ。カバーのキャッチ・コピーより。 書では、東京裁判の通訳について誤解を正す意味で、いったい誰がどのように通訳業務を遂行したかについて、さまざまな事実を掘り起こすことを第一の目的とした。 日米両国で入手した資料やインタビューを基に通訳作業の全体像に光をあてるとともに、通訳体制の三層構造、通訳手順成立の過程、二世モニターの複雑な立場といった、東京裁判通訳における際立った特徴に焦点を当てた考察を行う。 書の第二の目的は、東京裁判通訳に関する事象を、通訳・翻訳学における理論や概念を基に分析・解説することである。 (後略) 「三層構造」とは最下層に日人通訳者が位置し、それを日系二世の軍属がモニターし、最上層にヨーロッパ系アメリカ人の士官が言語裁定官、言語部長として位置するという構造を指す。 判決を左

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  • 『皇軍兵士の日常生活』 - Apeman’s diary

    一ノ瀬俊也、『皇軍兵士の日常生活』、講談社現代新書 帯の惹句は「軍隊という格差社会をどう生きたのか? 徴兵・手当・事から死亡通知まで」。興味深いのは「はじめに」で語られている書執筆の動機の一つに、「丸山真男をひっぱたきたい」があげられていること。日近現代史研究でも近年、戦争による「強制的同質化」という概念が提起されていること、そして「マクロの視点から見たときそうした説はおそらくまちがってはいない」としたうえで、「戦争や徴兵が社会を「平等化」させる魔法の杖のように思われている節はないだろうか」「戦時下の日社会には徴兵制がもたらした人びとの生と死をめぐる「不平等」、「不公平」が蔓延しており、誰もそれを助けようとしなかった」(原文のルビを省略)という問題提起がなされている(もう一つの課題は「昭和の人びとが徴兵され、兵士になっていく過程を(…)制度と心情の両面から、(…)明らかにすること」

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  • A級戦犯の合祀手続きについて検討会(追記あり) - Apeman’s diary

    毎日jp 2010年9月8日 「原口総務相:A級戦犯の合祀手続き検証へ、省内に検討会」(魚拓) この問題については以前エントリを書いたはず、と思って確認したらちょうど4年前の今日だった。 原口一博総務相は7日、靖国神社にA級戦犯が合祀(ごうし)される過程で国がかかわった行政手続きに問題がなかったかを、国として初めて検証する考えを明らかにした。有識者や政務三役などによる検討会を近く総務省に設置する方針。靖国神社は合祀について「国の事務手続きに従った」と主張しており、過去の行政手続きが不適切だとされた場合、合祀の有効性が問われる可能性もある。 (中略) 原口氏は7日の総務省政務三役会議で、71年の通知について「(合祀事務協力の)行政的な手続きが無効であるとすると、(その後にA級戦犯が)合祀されている史実自体が、歴史の事実と違うことになる」と指摘。「行政手続きに瑕疵(かし)があったとすれば、今ま

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  • 聾者の被爆体験 - Apeman’s diary

    昨年放送されたETV特集「障害者たちの戦争」では聴覚障害者や視覚障害者とそれ以外の者との間にある戦争体験の断絶が問題にされていましたが、今朝(10日)の朝日新聞(大阪社)朝刊には「聞こえなかった被爆 ろう者体験 語り継ぐ動き」と題する記事が掲載されています。在日コリアンでもある(そのため、更なる差別を恐れた父親は被爆者手帳の申請をさせず、02年にようやく取得したとのことです)聴覚障害者の泉さんの体験が紹介されています。 原爆投下後、学校に通う列車から見える街並みは一変していた。当時は7歳。なぜこんなことになったのか理解できなかった。家族は手話ができず、原爆について詳しく知らされていなかった。 聴覚障害者の被爆体験はいまだに全容が解明されていない。全国手話通訳問題研究会長崎支部は、ろう者の被爆体験の聞き書きを進めている。泉さんも2月から語り始めたばかりだ。 当ブログは平和教育を含めて戦争

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  • つい最近の歴史を“修正”する言論人 - Apeman’s diary

    ちなみに当時ぼくに向けられ、いま某ちくま新書でも繰り返されている批判は、「南京虐殺否定論の自由を’守る」という東浩紀の発言が曲解され、結果的に素朴な右翼に悪用される危険もあるのだから言葉を慎むべきだ、というものですが、これはもう単純に言葉狩りの発想で、とても首肯できない。 (http://twitter.com/hazuma/status/16893332279) 嘘つくなよ。だいたい「素朴な右翼」ってなんだよ。歴史修正主義は「素朴」な右翼なんだそうだ! さすがポモ系リベラルの考えることは想像を超えてるよ! そもそも id:hazuma は「ぼくは最近、2ちゃんねるもはてなブックマークもなにも見ていません」と称してたわけで、少なくとも表向きは「伝聞」でしか自分に向けられた「批判」の内容を知らないはず。それでいてこんなこと↓平気で言うわけです。 原氏の文章は正確には、「東が当はどういったか

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    hituzinosanpo
    hituzinosanpo 2010/06/25
    "こういう風にいちいち少なく見積もろうとするのがそもそも修正主義的な欲望だと思うんですけどね。" ですよねー。
  • 大阪大空襲から65年 - Apeman’s diary

    65年前の今日、3月13日から14日にかけて行われた(第一次)大阪大空襲について、先週次のような報道がありました。 毎日jp 2010年3月6日 「大阪大空襲:標的は市民、「無差別爆撃」否定 在野研究者、米軍資料を分析」(魚拓) 1945年3月の大阪大空襲は米軍の無差別爆撃ではなく、住宅地を狙い撃ちにした住民標的爆撃だったことが、日の空襲史を研究する中山伊佐男さん(80)=東京都豊島区=の調査でわかった。従来は工場や住宅などを区別せず無差別に爆撃したため多数の非戦闘員が犠牲になったとされていたが、米軍資料を分析する中で、焼夷(しょうい)弾攻撃が有効な木造住宅の多い住宅地にのみ狙いを定めていたことが新たに判明した。大空襲から間もなく65年を迎えるのを前に、大阪地裁で審理が進む大阪空襲訴訟にも一石を投じることになりそうだ。【松泉】 (中略) 3月の大空襲で被災した地域は、住宅密集度が最も高

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  • 台湾人被爆者、提訴へ - Apeman’s diary

    昨日の朝日新聞(大阪社)朝刊に載っていたニュースだが、ネットではあまり流れていないようだ。 大分合同新聞 2009年02月12日 「台湾被爆者が手帳申請」 長崎市の旧長崎医大(現長崎大医学部)に留学中に被爆した台湾の医師王文其さん(90)が、海外での被爆者健康手帳の申請を可能にした改正被爆者援護法に基づき、日側の対台湾窓口である「交流協会」高雄支部(台湾・高雄市)に申請書を提出したことを、12日までに共同通信に明らかにした。 (中略) 王さんは高齢のため、三男が代わりに交流協会高雄支部を5日に訪問、申請書類を届けた。 王さんによると、長崎原爆の爆心地から0・7キロの長崎医大病院で産婦人科医として働いていた時に被爆。終戦翌年に台湾に戻ったため、日政府による援護を受けられないできた。 (後略) この記事で報じられている王文其さんの他、陳新賜さん(95)、施景星さん(故人)の遺族が「旧厚生

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  • 「ゴボウ」伝説、再び - Apeman’s diary

    関連エントリ http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20060828/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20060901/p2 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20060907/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20071227/p1 こちらにコメントしたのだが後述するような事情で掲載される見込みがないのでエントリを立てることにした。直接問題にしたのはここでの gameover1001氏の次のような記述だ。 戦後の日人BC級戦犯の裁判記録を読んでいると、こういう些細な誤解が時にいかに重大な結果を引き起こすか、よくわかります。 わっしは、「死の行進」で弱りきったアメリカ兵になけなしのキンピラゴボウを分け与えたせいで戦犯として死刑を言い渡された日兵のところまで読んで活字が涙でにじんで読

    「ゴボウ」伝説、再び - Apeman’s diary
  • 森達夫・鈴木邦男・斎藤貴男 on 『靖国』 - Apeman’s diary

    「ビデオニュース・ドットコム」で配信中の「マル激トーク・オン・ディマンド 第367回(2008年04月13日)」で映画『靖国』をめぐる鼎談(斎藤貴男は映画を未見ということで司会的役割)が行なわれています。 http://www.videonews.com/charged/on-demand/361370/001288.php 番組ホストの神保哲生、宮台真司抜きで、3人だけの登場です。『靖国』とは関係ありませんが、鈴木氏が『戦前の少年犯罪』を読んでいることが判明! 管賀江留郎氏が「なぜ報じないのか?」と怒っていた件についてもとりあげられています。 なお同サイトではダライ・ラマの来日時の記者会見も配信されています。 http://www.videonews.com/charged/press-club/0804/001285.php 追記:番組を観て。稲田、有村両議員らの手法について、「人権と

    森達夫・鈴木邦男・斎藤貴男 on 『靖国』 - Apeman’s diary
    hituzinosanpo
    hituzinosanpo 2009/03/08
    『映画「靖国」上映中止をめぐる大議論』創出版も どうぞ。
  • 東擁護者は「声に場所を与える」ってことで一体なにを考えてんの? - Apeman’s diary

    崎山伸夫のBlog 「今般の東浩紀の言説をめぐる騒動で断固として東氏を私は支持する」 C.だとすれば。ポストモダニズム系リベラルは、たとえその信条が私的にどれほど許し難かったとしても、南京大虐殺がなかったと断言するひとの声に耳を傾ける、少なくともその声に場所を与える必要があるはずである(この場合の「耳を傾ける」=「同意する」ではない)。 (http://www.hirokiazuma.com/archives/000465.html) 一連の東浩紀の発言のうち上の引用部分(ないしそれと同趣旨の別の発言)に対して向けられている批判は、例えば次のようなものである。 2ちゃんにいけばふつうに(東スレでも!)修正主義者が跋扈している。Willや正論など、修正主義者の文章をお金を払って買ってくれる媒体もある。産経新聞など修正主義に寛容な全国紙もある。修正主義者の国会議員もいる。これ以上何を尊重しろと

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    hituzinosanpo
    hituzinosanpo 2008/12/16
    いい。
  • 大塚英志が求めているのは…… - Apeman’s diary

    『リアルのゆくえ』(210頁) で大塚英志は東浩紀にこう問いかけています。 南京虐殺があると思っているんだったら、知識人であるはずの東がなぜそこをスルーするわけ?知識人としてのあなたは、そのことに対するきちんとしたテキストの解釈や、事実の配列をし得る地位や教養やバックボーンを持っているんじゃないの? これをもって、大塚が東に歴史学者並みのコミットメントを要求している、などというのは誤読もいいところでしょう。上のエントリに引きつけて大塚の要求を私なりにパラフレーズするなら、こうなります。まともな歴史記述とインチキなそれとでは裏づけとなる資料的根拠の質も厚みもまったくちがうのであって、たとえ分野は違っても「テクストを読む」ための高度な技術を備えた(と自負する)人間がそれなりの時間と手間をかければ、両者の区別については語ることができる。少なくともインチキ度が顕著なものについては「これはインチキ」

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    hituzinosanpo
    hituzinosanpo 2008/12/12
    あずまとかいう ひと いわく、"日本という国家に最適なのはどのような選択なのか"。あずまというひとに、なにも期待するなということでしょうね。しなくて いいし、どうでも いい。相手にする 意味がない。
  • エラいひとのピンチに駆けつけるひと - Apeman’s diary

    さて、今回の「田母神論文」問題をめぐっては、一つだけ「日も捨てたもんじゃないな」と喜んだことがあります。それは既存メディア、ネットの双方で、保守的ないし右派と思われる媒体、論者から「言論の自由」を擁護せよという声が聞こえてきたことです。保守派、右派の多くは「言論の自由」なんて“共同住宅の共有部分に部外者を立ち入らせないことで達成される平穏”にも劣る価値しかないと考えているのではないか、と私は思っていたのです。しかし、“世界有数の空軍組織のトップが2ちゃんねらーなみの情報リテラシーしかもちあわせてなかった”という国際安全保障上の危機のさなかでも「言論の自由」の大切さを訴えるというのは、なかなか真似のできないことだと思います。 最近では小泉元首相が自身の靖国参拝を「思想、良心の自由」を盾に正当化した時、右派論壇がこれを擁護したことは記憶に新しいところです。が、思えば日の保守論壇は、国家の危

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    hituzinosanpo
    hituzinosanpo 2008/11/13
    "偽ユ……じゃなかった山本七平センセイ"というのが わからないひとは『にせユダヤ人と日本人』朝日文庫を よんでちょ。
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