じわじわと被害が明らかになっている。巨大ネット掲示板「2ちゃんねる」の有料サービス会員の個人情報約7万4000件が流出した件で、さっそく著名人が謝罪に追い込まれた。流出した情報から過去に書き込んだ内容が特定できるのだが、あるライトノベル作家が、ほかの作家を中傷していたことが分かったのだ。今後、書き込んだ内容と投稿者が分かるシステムが開発される可能性があり、いたるところで悲鳴が聞こえてきそう。一体、誰が責任を取ってくれるのか。 27日、突如としてホームページに謝罪を載せたのはライトノベル作家の杉井光氏。「ご存じの方も多いかと思いますが、僕は2ch上において暴言や誹謗中傷を多数行っていました」と切り出した。「お詫びしようもありませんが、中傷を行った作家先生方、荒れを招くことになったスレの住人の方々、出版社などご迷惑をおかけした関係各位、ならびに読者の皆様に深く陳謝申し上げます」と平謝りだ。 暴