私は、1995年頃からネットに関係する仕事をしていて、だから、ついついプライベートでも雑談や相談ごとの中で「それはネットで(メールで)出来ますよ/探せますよ/随分楽になりますよ」等という発言をしてしまうことが多かった。そして、それに「私はそういうの駄目なタイプなんで」と答えてくる人が結構いた。 「タイプ」というからにはそれは何があっても一生変化しない属性であるはずなので、「だったらおまえ2007年の今でもネットやってないだろうな」と言いたくなるが、職種年齢性別性格その他さまざまであるがごく普通の社会人であったそれらの人たちは、たぶんというかほぼ確実に今はやっているだろう。 因果は巡って、Twitterというサービスが流行っていると聞いてその概要を知った瞬間に、私は「あっ、私こういうの駄目なタイプ」と思ってしまった。 第1回 Twitterキホンのキホン|gihyo.jp 新SNS「Twit
企業向けプラットフォーム提供の米Salesforce.comは、BtoB企業向けのSNSの試験運用を開始した。見た感じはFacebookやMixiのような造り。ソーシャルメディアマーケティングはBtoC企業向けだけのものだと理解している人が多いが、BtoB企業向けのソーシャルメディアとしてどの程度の成果を上げるのか注目される。 Salesforce.comは昨年10月に企業向けFacebook型サービス「Chatter」を発表。今回のサービス開始は、限定100社を対象にした試験運用で、正式スタートは年内を目指しているという。 Salesforce.comは、CRM(顧客関係管理システム)のSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)として急成長を続ける企業。SaaSは、ちょっと前ならASP、最近ではクラウドコンピューティングというキーワードで形容されることが多い概念。実際にはちょっと違うけ
ちょっとご報告が遅くなりましたが、お陰さまでAMNは、先週末の2月13日で3周年を迎えることが出きました。 今までお世話になった皆さま、本当にありがとうございます。 また、Twitter等でお祝いコメントもたくさん頂き、ありがとうございました。 良い機会なので、ちょっとこの3年間を振り返って、AMNで取り組んできた「カンバセーショナルマーケティング」というソーシャルメディアを活用したマーケティングの位置づけに対する自分の考えを、自分への戒めも含めて書いておこうと思います。 今だからこそ言える話ですが、実は私がAMNで働き出した当初、私自身は自分自身の価値観と企業としてのAMNの事業モデルについて、非常に大きな葛藤を抱えながら日々を過ごしていました。 それは、「AMNが提供しているサービスと言うのは、最終的に自社の存在を否定していく事業なのではないか?」ということ。 昔、「わたしがAMNを通
OGCにもソーシャルゲームの波 ソーシャルゲーム関連のセッションはいずれも満席という人気ぶりとなった BBA(社団法人ブロードバンド推進協議会)が主催する、ゲーム業界関係者向けカンファレンス「OGC2010(オンラインゲーム&コミュニティサービスカンファレンス)」が2月17日、東京・千代田区のベルサール神田にて開催された。 今回のキーワードは「Open」「Generate」「Contents」。昨今の流れを反映してか、タイムテーブルには「モバイルSNS」や「Twitter」「ソーシャルゲーム」といったこれまでにない単語が数多く並び、オンラインゲーム業界も大きな変革期にさしかかっていることをうかがわせる内容となった。 中でも注目を集めたのが、昨年爆発的な広がりを見せた「ソーシャルゲーム(ソーシャルアプリ)」関連のセッションだろう。今回の「OGC 2010」では、IGDA(国際ゲーム開発者協会
iPad向けの電子雑誌のビデオデモが,TEDカンファレンスで初めて公開された。 大手出版社コンデナスト(Condé Nast)が発行しているWired MagazineのiPad版である。Adobe AIRを使用している。そのデモ動画を二つ,以下に貼り付けておく。 アップルのiPadは大型のカラータッチパネルなので,電子雑誌や電子新聞のリーダー(eReader)としても期待が高まっている。このため3月出荷を前にして,雑誌社や新聞社とアップルとの間で交渉が進められている。ただ,価格設定や購読者情報の扱いなどの点で,難航しているという。 それでも,萎む一方の紙媒体に代わって電子媒体に活路を見出したい雑誌社や新聞社は,iPad版にも挑戦していきたい。そのなかで,意欲的なのがコンデナスト社である。デモで示したWiredのiPad版電子雑誌を今夏にも発売の予定である。また同社の人気雑誌GQと Van
Appleが提案したとされる「iTunes」のクラウド音楽サービスに関して、米国4大レコードレーベルが続報を待つなか、クラウドメディアを専門に扱う新興企業についてGoogleが簡単な調査を行ったとの情報が入った。 Googleは、ロサンゼルスに拠点を置くCatch Mediaの買収に興味を示しているという。両社の交渉に詳しい情報筋が明かした。Catch Mediaは、消費者が多種多様なハードウェアやサービスプラットフォームをまたいで、デジタルの映画や音楽、書籍を簡単に楽しめるようにすることを目指している企業だ。GoogleとCatchの交渉が、非公式の話し合い以上のものに発展したかどうかは明らかになっていない。 AppleはiTunesをクラウドコンピューティングへ移行させるとみられているが、GoogleによるCatchの買収が実現すれば、Appleのこの動きを追随する上で役に立つかもしれ
アップルが、3G回線でダウンロードできるiPhoneアプリのサイズを、これまでの10MBから20MBに拡大しています。 App Storeには数百MBに及ぶサイズのアプリも多く存在し、 3G回線ではダウンロードに時間がかかる キャリア(通信会社)のネットワークにかかる負担へ配慮 などの理由から、アップルは3G回線でダウンロードできるアプリのサイズを最大10MBとする制限を設けてきました。 今回その制限値が倍の20MBまで引き上げられたのは、来月に発売が予定されているiPadへの布石とする見方もあるようです。 写真などを多く含む雑誌などの場合は10MBを軽く超えることが予想され、ユーザーの利便性を考えた結果の変更、とみることもできます。 なお、20MBバイトを超えるアプリについては、これまでどおりWi-Fiを使うか、iTunesでダウンロードしてから同期を行う必要があります。
前の記事 「タブレット対応ワイアード」を編集長が紹介(動画) ジョブズCEOが「前言を撤回」した実例6選 2010年2月17日 Brian X. Chen Photo: Jon Snyder/Wired.com 米Apple社のSteve Jobs CEOはこれまで、Appleウォッチャーたちを惑わせる見事な発言の数々を行なって来た。 米Apple社のタブレット機の価格について、アナリストやジャーナリストたちがなぜ、公式発表前にずいぶん高く予想していたか、その理由をご存知だろうか? その理由のひとつは、Jobs氏が2008年の電話会議で、500ドルの低価格マシンは、ジャンクになるような製品でない限り作れない、という意味のことを語ったからだ[関連日本語版記事はこちら]。だから多くのアナリストたちは、タブレット機は1000ドルになると予想していたのだ。 1月に公開されたiPadのエントリーモデ
Twitterは2月18日、商標登録しているTwitterロゴを使うユーザーや、対応アプリ・紹介本を制作しようとする人に対して書かれたガイドラインの日本語版を公開した。つぶやきを「ツイート」と表現することなどを定め、ほかのユーザーのツイートが表示されたスクリーンショットを許可なく使わないよう求めている。 まず、自分のアカウントを紹介する場合、Twitterロゴやロゴの「T」、Twitterボタンについては、アカウントとリンクさせて使うことが認められている。また、広告やマーケティングキャンペーンに使う場合は、TwitterロゴもしくはTロゴのみが認められ、Twitter.comにリンクを張るよう求めている。 Twitter関連のアプリケーションについては、独自性のある名称を付けるよう求めており、 アプリケーションやサイトの名前にTwitterという文字を入れることを禁止している。「Tw○○」
MS、「Outlook Social Connector」ベータの最新版を発表--SNSフィードを閲覧可能に Microsoftは米国時間2月17日、昔ながらの「Office」製品をインターネットの新たなトレンドと融合させるべく、「Outlook」にソーシャルネットワークからの情報を表示可能にするベータソフトウェアの最新版を発表した。 「Outlook Social Connector」というこの製品は、これまで「Office 2010」ベータ版向けに提供されてきた。Outlook Social Connectorのダウンロードサイトによると、新バージョンは、これまでのバージョンとは異なり、「Outlook 2007」と「Outlook 2003」にも対応して、複数のソーシャルネットワークパートナーに接続する。 Outlook Social Connectorを通じて、ユーザーは自分のソー
東京都内では、ソフトウエア開発者コミュニティによる『勉強会』と呼ばれるイベントが盛んに開催されている。その中でも、ひときわ異彩を放つ「Andronjoナイト!」が、2010年2月15日に開催された。女性による、女性のためのAndroidイベントである。この日集まった80名近い参加者の1/3は女性であった。 イベントの正式名称は「日本Androidの会2010年2月のイベント」。Androidの普及促進団体「日本Androidの会」の定例の勉強会という体裁ながら、企画と出演はすべて日本Androidの会「女子部」が担当した。 「女子部」は、2009年12月1日に日本Androidの会のメーリングリストに投稿された一通のメールから始まった。メールの投稿者は、現在「女子部」副部長のあんざいゆき氏(図書館検索および予約用AndroidアプリLibraroid開発者)。この投稿に対し、日本Andro
従業員5万4千人、店舗数270超、創業30年のブリック・アンド・モルタル企業がツイッター活用で群を抜いていると言ったら、どれだけの人が信じるだろうか。 ITやネット関係の企業を差し置いて170万以上のフォロワーを持ち50万以上をフォローするツイッター活用の先駆者が、食品小売チェーンのホール・フーズ・マーケット(本社テキサス州オースチン、以降ホール・フーズ)だ。 テーマや各地の店舗ごとの ツイッター・アカウントは200を超える! 健康志向の消費者に人気のホール・フーズは、オーガニック(有機栽培)食品を中心に取り扱う高級スーパー・マーケットだ。主に米国に270を超える店舗を展開し、成長を続けている、顧客サービスや情報発信には定評がある企業だ。 ホール・フーズのツイッター活用の特徴は、グローバル・アカウントの@wholefoodsに加えて、3つのテーマ(チーズ、ワイン、レシピ)、12の都市部、2
Microsoftは次の期待のモバイル製品「Windows Phone 7 Series」を、Mobile World Congressで発表した。だが、同OSを搭載したデバイスが2010年の年末商戦に合わせて発売されることを考えると、その影響が市場に現れるまでには1年あまりかかりそうだ。その上、Microsoftのモバイル市場シェアが減少していることはよく知られている。その一方で、多数のアナリストは既に、Windows Phone 7とその市場への影響についてコメントし始めている。 Windows Phone 7 Seriesは、Xbox LIVEとZuneソフトを統合し、ユーザーの生活に関係があると思われる分野のコンテンツを集約した「ハブ」を備える。例えば、「People」ハブにはOutlook、Windows Live、その他SNSのデータが集約される。ハブは全部で「People」「
Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏は今週、スペインのバルセロナで開催の年次のMobile World Congress(MWC)で、「Mobile Industry Personality of the Year」に選出された。 AppleInsiderの報道によれば、Jobs氏が受賞したMobile Industry Personality of the Yearは、今回のMWCでメディアが投票した唯一の賞だったという。賞は、「Mobile Marketing and Advertising」「Best Mobile Contribution to Social and Economic Development」「Green Mobile Awards」、Mobile Industry Personality of the Yearを含む、19の分野で授与さ
Googleが米国時間2月17日、reMailを買収した。そして同社が最初にしたことは、reMailをAppleの「App Store」から切り離すことだった。 このことから、「iPhone」用の電子メール検索アプリケーションを開発したreMailの技術に対するGoogleの意図がかなり明白に見てとれる。reMailの創設者Gabor Cselle氏は個人ブログで、自身が以前「Gmail」に携わっていたGoogleに再び加わる決意を表明し、「reMailの目標は、モバイル電子メールを再創造することだった。多くのユーザーが便利だと感じる製品を開発できたことを誇りに思っている」と述べた。 しかしその製品は、姿を消しつつある。もうApp Storeには存在せず、2010年3月以降はreMailによるサポートを停止するとCselle氏は述べた。これは明らかに、reMailの技術が「Android」
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