“もっと日常にARを”――普及に本腰のau、サービス開発を支援:簡単なサービスなら1日で(1/2 ページ) 商品にケータイカメラをかざすと、キャラクターが飛び出して商品説明をしたり、口コミが表示されたり。体にカメラを向ければ、服やメガネの試着も自由自在――。AR(Augmented Reality:拡張現実感)は、こんな世界を実現するIT技術だ。 日本では、カメラをかざすと周辺情報が現実の風景の上に浮かび上がる「セカイカメラ」の登場を契機に注目が高まり、観光やマーケティングに利用されるケースも増えている。しかし、認知度や利用率はまだ低く、まだビジネスとして起動に乗っているキラーサービスが生まれていない。 こうした状況を変えようとしているのがKDDIだ。同社は12月15日、オープンな開発環境を提供するARプラットフォーム「SATCH」を立ち上げ、ARサービスの普及に本腰を入れることを明らかに