BMWはハイテク車の開発においてリーダー的な企業の1社だ。そんなBMWは時として、従来ユーザーの好みに比べて、かなり先をゆく技術に飛びつくことがある。 そのため、BMWが今回も新たなハイテクツールで潜在顧客を引きつけようとしていることは驚きではない。 同社がこのたび導入したのは「BMW Product Navigator」。同システムではMicrosoftの「Surface」コンピュータが採用されている。これにより、車の購入を考えているユーザーは、手を使って直接的にオプションを選択することが可能となり、そのオプションを使った車の様子をCGビデオとして見ることができる。 顧客は、BMWの販売店にある同コンピュータのテーブル上に小さなディスクを置くことで、車輪などのオプションを選んで車をカスタマイズできる。この時、Surfaceのマルチタッチ対応ジェスチャを使うことで、表示画像の回転、移動、拡