「平成」が終わるまで、1か月を切った。そこで今回のPDA博物館は、特別企画として、1993年(平成5年)の誕生から約15年間にわたって多くのユーザーに愛されてきた「PDA」(Personal Digital AssistantあるいはPersonal Data Assistant)の歴史をふりかえる。 1993年(平成5年):元祖PDA「Newton」が誕生 歴代のNewton PDAという言葉が生まれたのは、1992年(平成4年)。米ラスベガスで開かれた「コンピューター・エレクトロニクス・ショー 1992」の壇上、アップルCEO(当時)だったジョン・スカリー氏が「(われわれは)これから、コンピューターより身近で洗練されたマシンを作る。その新たな端末のことを、私は、Personal Digital Assistant、略してPDAと呼ぶ」と宣言。このとき、PDAという概念が生まれた。 そし
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