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reviewとsfに関するhobbiel55のブックマーク (68)

  • 『マルドゥック・アノニマス 4』と『マルドゥック・デーモンズ』 - 基本読書

    マルドゥック・アノニマス4 (ハヤカワ文庫JA) 作者: 冲方丁,寺田克也出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/03/20メディア: 文庫この商品を含むブログを見るはい、冲方丁《マルドゥック》シリーズ最新作であるアノニマスの4巻と、公式スピンオフ漫画形介『マルドゥック・デーモンズ』(上・下)が出たので、紹介できたらなと。とはいえアノニマスもすでに4巻出てるのでさすがにネタバレ無しの紹介はしないので、そういう意味では紹介というかただの感想なわけだけれども。下で『マルドゥック・デーモンズ』の紹介をするので、読みたい方はスクロールを。 マルドゥック・アノニマスってなに? って方は下記の記事を読んでもらえれば。 huyukiitoichi.hatenadiary.jp マルドゥック・アノニマスの話 アノニマスの1〜3巻はおおむね、〈クインテット〉という新興勢力とそのボスであり貧民層も

    『マルドゥック・アノニマス 4』と『マルドゥック・デーモンズ』 - 基本読書
  • 【未読の「スゴ本」を求めて】僕たちがSFに惹かれる理由 - はてなニュース

    テクノロジーを軸にビジネス、アート、ライフスタイルの最新動向を追いかける「はてなニュース」の連載対談企画「未読の『スゴ』を求めて」。ホストは「わたしが知らないスゴは、きっとあなたが読んでいる」管理人のDainさんです。SF小説を中心とした書評で人気のはてなブログ「基読書」の管理人 冬木糸一さん(id:huyukiitoichi)を第1回のゲストとしてお呼びしました。稀代の読書家2人が「世界観の転倒装置」としてのSFの魅力について語り合います。 いま見えているものが、現実のすべてとは限らない Dain(スゴ) 今日は冬木さんとSFのお話をするということで、を何冊か持ってきました。たとえば、先日「基読書」で紹介されていた『眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く*1』。最近読んで感動した「タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源*2」でも参照されていたので、とても興味深く読みま

    【未読の「スゴ本」を求めて】僕たちがSFに惹かれる理由 - はてなニュース
  • 人類、生き延びすぎにもほどがある──『天冥の標Ⅹ 青葉よ、豊かなれ PART1』 - 基本読書

    天冥の標? 青葉よ、豊かなれ PART1 (ハヤカワ文庫JA) 作者: 小川一水出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2018/12/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るまさかまさか当に天冥の標が完結する時がきてしまうとは……。この世は何があるのかわからないから突然小川一水が死ぬ可能性もあるがそれはそれとして二巻までの原稿はあるし三巻の原稿もほぼあるはずだからもう完結は期待していいだろう。天冥の第一巻を読んだ時から、小川一水が凄まじい結末を見せてくれるであろうことを微塵も疑ったことはなかったが、このXのPART1の出来はそれをはるかに上回る〝何か〟がこの先に待ち受けているのではないかと、そう実感させてくれる出来だ。 ちなみにこの記事では未読者向けの紹介など全然なく、完全にPART1の内容はネタバレしていくのでそんなかんじで……。9巻まで読んで僕の頭を支配していたのは「

    人類、生き延びすぎにもほどがある──『天冥の標Ⅹ 青葉よ、豊かなれ PART1』 - 基本読書
  • 「アンネローゼというキャラの面白さに今さら気づいた」&銀河英雄伝説プチ物語論 - うさるの厨二病な読書日記

    先日、「アンネローゼは大人しくて穏やかで控えめで自己主張もせずつまらないキャラだな、と思っていたけれど、よく読んだら自分の意志を曲げない強いキャラだ」という記事を書いた。 www.saiusaruzzz.com その話の続き。 相変わらず独断と偏見に満ちた内容なので、そういうものが大丈夫な人だけお読みください。 前の記事は、自分で書いておきながら実はイマイチ腑に落ちていなかった。 正確には、他のかたからいただいたコメントで「自分はアンネローゼについて、まったく腑に落ちていなかった」ことを気づかせてもらった。 作者がキャラクターを理解していないという現象について 「銀河英雄伝説」の中で、作者がこのキャラをいまいち理解していないのではないかと思っているキャラがいる。 一人はロイエンタールで、もう一人がアンネローゼだ。 ロイエンタールとミッターマイヤーの関係性の記事の中で、ミッターマイヤーは「銀

    「アンネローゼというキャラの面白さに今さら気づいた」&銀河英雄伝説プチ物語論 - うさるの厨二病な読書日記
  • デビュー作にして超ド級の傑作ハードSF──『ランドスケープと夏の定理』 - 基本読書

    ランドスケープと夏の定理 (創元日SF叢書) 作者: 高島雄哉出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2018/08/30メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る書『ランドスケープと夏の定理』は第5回創元SF短編賞を受賞した高島雄哉の、受賞作を端緒とする3編の連作短編集にして、単行のデビュー作になる。その作風を一言でいえばキャラ萌えが追加されたグレッグ・イーガン(いや、イーガン作品のキャラに萌えないってわけじゃないですよ!)、日作家でいうならば小松左京みたいなもんで、ちゃくちゃおもしろい。ぜんぜんデビュー作って感じじゃない。 21世紀後半を舞台に、22歳で教授になった天才物理学者の姉と、姉には及ばないものの優秀な弟が、世界を激変させる知性に関する3つの新しい定理を解き明かしていく──と、ざっくり表現すればそんな話になる。第一作「ランドスケープと夏の定理」では、”すべての

    デビュー作にして超ド級の傑作ハードSF──『ランドスケープと夏の定理』 - 基本読書
  • 月30冊読書する僕を“SF沼”に落としていった、初心者にも優しいSFたち(寄稿:冬木糸一) - ソレドコ

    こんにちは。普段は「冬木糸一」というハンドルネームで、ブログ「基読書」などにSFやらノンフィクションについての記事を書き続けています。 SFとは「サイエンス・フィクション」の略で、ざっくりと説明すれば、科学的空想(社会科学や人文科学も含む)が投入された作品群のこと。その中でも、今回は「初心者向けのSFを紹介してください」との依頼を受けたので、その線に沿って作品を紹介していこうと思う。 とはいえ、何らかの基準がなければ作品を列挙し続ける羽目になる。そのため、今回紹介する切り口としては、まず「古典的名作SF」は省くことにした。また、実際に僕自身がSFを読み始めるきっかけになった作品、短編集、登場人物の恋愛模様を描いた作品、ハリウッド映画の原作など、文庫化済みで手に取りやすいものを選んでいる。 自分のSF読書歴を振り返ってみるに、どこかの瞬間にSFというジャンルへガツンと入り込んだという記憶は

    月30冊読書する僕を“SF沼”に落としていった、初心者にも優しいSFたち(寄稿:冬木糸一) - ソレドコ
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  • 実存主義的ワイドスクリーン百合バロックプロレタリアートアイドルハードSFなデビュー作──『最後にして最初のアイドル』 - 基本読書

    最後にして最初のアイドル (ハヤカワ文庫JA) 作者: 草野原々,TNSK出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2018/01/24メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る著者自身によって、「実存主義的ワイドスクリーン百合バロックプロレタリアートアイドルハードSF」という長すぎてTwitterに流しにくい、ジャンルだかキャッチコピーだかを名付けられ世に送り出された「最後にして最初のアイドル」。 書はその中篇を表題作として、ガチャと宇宙の真理に到達する「エヴォリューションがーるず」、声優たちが殺し合いエーテルに満ちた宇宙をかけめぐる「暗黒声優」の計三を収録した、著者草野原々のデビュー作品集である。世に出た最初の作品である「最後にして最初のアイドル」はもともとラブライブの二次創作同人誌を改稿してハヤカワのSFコンテストに送ってきた問題作だ(ちなみに特別賞を受賞した)。*1 「

    実存主義的ワイドスクリーン百合バロックプロレタリアートアイドルハードSFなデビュー作──『最後にして最初のアイドル』 - 基本読書