「親業」やるようになって5年経つ。母乳以外の全てをサポートしてきた自負もある。苦労も絶えないが喜びもデカい。それこそ最初は暗中模索、不安だらけの毎日だったが、一人から二人に増え、いつしか子どもは日常そのものとなった。 きょうび、必要な情報は何でも手に入る。育児サイトなら星の数ほどある。親業を始めたころ、本・雑誌・ウェブサイトを漁りまくったが、膨大に転がっていた「情報」は、5年後には全部ゴミになった。 おっと「全部」は言いすぎだな。ただの「情報」だけでない、「考え方」「心がまえ」を受け取った書籍が残った。この記事ではそのうちのいくつかをご紹介する。余談だが雑誌・サイトは該当なし。育児ブログは有益だが誘拐カタログ化[参考]も時間の問題なので最近ではかかわらないようにしている。 「子どもへのまなざし」(佐々木正美)は何度も読んだ。今でも悩んだり壁にぶつかったりすると、この本を最初に開く。 著者は
実は見わける方法がある。「子ども」の部分を「あなた」に置き換えてみるのだ。納得感が得られれば、良い育児書。「えー!?」と思ったなら、悪い育児書。「良い」「悪い」とは、「読んで使える」か否かと定義する。 例えば、感情的になっている子どもにどう接するかについて、次のガイドで確かめてみよう。「子ども」を「あなたの妻(夫)」に置き換えてもOK。 [子どもたち]は強い感情に突き動かされているときは、誰の言葉も耳に入らない。忠告も慰めも建設的な批判も受け取ることができないのだ。[子どもたち]は自分のなかに起こっていることを、自分がその瞬間に感じていることを、わたしたちに理解してもらいたがっている。 「子は親の鑑」…分かっちゃいるが、(わたし含む)実践できてない人は、育児書というツールで確認してみてはいかが? さらに、良い育児書と、最高の育児書の違いがある。良い育児書は、読んで実感できる。もっと良い育児
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