町田市立小学校の女性教諭(36)が車上狙いの被害にあい、クラス児童40人分の名簿や成績などが入ったUSBメモリーを盗まれたことが21日、分かった。市によると、女性教諭は20日午後6時10分ごろ、帰宅途中に神奈川県大和市内の保育園に子供を迎えに行った。車を保育園の駐車場に止めた約10分間に、車内に置いてあった児童名簿など個人情報を記録したUSBメモリーや財布が入ったバッグを盗まれたという。神奈川県警大和署が窃盗事件で捜査している。
歌手、倖田來未さんの涙の謝罪をテレビで見た。原因はラジオ番組で「35歳を過ぎると、お母さんの羊水が腐ってくる。マネジャーには早く赤ちゃんをつくってほしい」という趣旨の発言をしたことだという。 羊水は腐らないし、形容はデリカシーに欠ける。だが、高齢出産にリスクがあるのは発言の通りだ。 不妊治療を専門とする産婦人科医に取材したとき、こんな発言を聞いたことを思いだした。「35歳を超えると、体外受精の妊娠率も下がる。流産も増えるから、妊娠しても、赤ちゃんを抱いて送り出すところまでなかなか行き着かない。治療に来る女性は『気付いたら35歳を過ぎていた』と言うが、出産するつもりなら、35歳前に考えるよう、マスコミも情報提供してほしい」 女は35歳までに産めということかと、抵抗を感じた。高齢妊娠、出産のリスクを知っていたとしても、人生は思い通りにはならない。早くに産みたいと思っても、環境が整わないこともあ
13日午前4時35分ごろ、東京都台東区浅草の病院前で、赤ちゃんが置き去りにされているのを通行人の男性が発見、警視庁浅草署に届け出た。同署で保護責任者遺棄事件として捜査している。 調べでは、赤ちゃんは女の子で、バスタオルにくるまれた状態で見つかった。やや衰弱しているものの、生命の危険はないという。 病院前の植え込みのそばに置かれて泣いていたため、通行人が気付いた。生後1日以上は経過しているとみられるが、へその緒がついたままで、バスタオルのほかは何も身につけていなかった。
保育所の待機児童対策として自宅で原則3歳未満の乳幼児を預かる「保育ママ」制度を法制化する児童福祉法改正案の原案が10日、分かった。保育ママは保育所に比べ家庭的な保育ができると評価する声も高まっているが、自治体が国の補助を受けるための資格要件が厳しく数が伸び悩んでいる。このため政府は同法を改正し、保育士か看護師に限定されている資格要件を緩和、一定の研修を受講した人を保育ママとして認めるようにする方針だ。3月にも同法の改正案を国会に提出する。 改正案では、保育ママ制度を「保育に欠ける乳幼児を家庭的保育者の居宅などで保育する」と明確に位置付け、市区町村が国庫補助を受けやすくする。これに伴い、厚生労働省は保育ママの実施基準(省令)とガイドラインも新たに作成する。 現行は、(1)保育士か看護師の有資格者(2)6歳未満の就学前児童や要介護者が家族にいないこと−が補助要件で、市区町村は「要件が厳しすぎる
横浜市は12日、同市中区の市立竹之丸保育園で最大約3メートルの天井板が2回にわたり落下し、園児の母親にあたったと発表した。天井に設置された給湯管から漏れた水がしみ出したのが原因とみられる。 市によると、同日午前7時半ごろ、同園1階の3歳児保育室(約45平方メートル)の天井板(石膏(せっこう)ボード)が縦約1メートル、横約3メートルにわたり約2・6メートル下の床に落下。さらに、午前9時20分ごろにも再び天井板が落下した。その際、保育準備のため同園にいた園児の母親の背中に縦約30センチ横約40センチの破片が当たった。園児約20人にけがはなかった。 同園によると、午前6時50分ごろ、職員が同室の天井のシミを発見し使用を中止、同室は無人だった。しかし、1回目の落下後、ほかの保育室が狭くなったため、同室の一部を開放。2回目の落下時には3歳児や保護者ら約30人が室内にいた。同園は張り紙をしたり、園児を
「三つ子の魂百まで」という言葉がある。真実をついた驚くべきことわざだ。 3歳までの教育は極めて大切であり、その教えは100歳までも影響するということだ。 その大切な教育を、かつて日本中の家庭で行っていた。 それは、一人ひとりの子供を大切にして育てるということだった。明治維新後、次々と日本を訪れた外国人は、日本人が子供を大事に、優しく育てることに感動した文を残している。 では、子供は0歳から3歳までに何を学ぶのだろうか。「秩序感」を学ぶのである。 「これは自分のもの」という所有の秩序を学ぶ。お母さんの茶碗(ちゃわん)、お父さんの茶椀を区別できるのもこのころだ。 「お菓子を1つずつ分ける」という秩序を学ぶ。自分の座る席が分かるのも大切な学びだ。 順番に取る、交代で使うというのも大切な秩序だ。 小さい子が夜寝るとき、毎日同じタオルを持ったり、ぬいぐるみを持って布団に入るのもこのころだ。汚れている
東京都世田谷区 女性 昨年12月の連載「保育園に入れない!」を読み、まるで私の体験みたいだと思いました。保育園入園のハードルは高く、近くの園に入れること、兄弟を同じ園に入れることが難しいのは、私の住んでいる地域だけではないんだと感じました。 私は昨年、仕事を辞めました。子供が保育園時代は延長保育を利用し、仕事を続けました。しかし、子供が小1になると、学童保育は午後6時までで、迎えが必要だったからです。そんな早い時間に迎えに行くことは無理でした。 ママ友達には「1年生なら、留守番ができる」「子供はすぐ大きくなるから」などと言われました。しかし、親が仕事に行った後、1人で鍵をかけて出かけ、誰もいない家へ自分で鍵を開けて入ることは、小1には重すぎると思いました。働く親にとっての「小1の壁」の問題は深刻です。
文部科学省と厚生労働省は今年度、小学校の空き教室などを利用し、親の就労にかかわらず、すべての小学生が放課後に遊べる居場所づくりでを始めました。しかし、家が留守になる共働きや一人親家庭からは「子供の生活の場が失われ、安心して働けない」と、評判は今ひとつです。(清水麻子) 「子供は時間をつぶすだけのために、行っているような感じでした…」 神奈川県川崎市に住む加藤美由紀さん(43)=仮名=は2年前、小学1年生の長男を同市の全児童対策事業「わくわくプラザ」に通わせるのをやめた。スタッフの子供への関わりが薄いと感じたからだ。 川崎市は5年前、国の施策を先取りする形で全児童対策事業を市内の全114小学校で始めた。学童保育の待機児解消が目的で、同市はこれを機に学童保育への補助を打ち切った。登録すれば、市内の子供は誰でも午後6時まで利用できる。利用者は1施設平均約50人だが、来るのは自由だから、顔ぶれも人
■すし詰めでイライラ 保育園時代は安全が確保されていたのに、子供が小学校に上がったとたん、放課後の居場所に困る−。共働き家庭は仕事と子育てが両立できない「小1の壁」に突き当たります。子供たちの放課後の居場所「学童保育」は質もまちまちで、狭いスペースに子供がすし詰め状態のところも。特に、1人で過ごさせるには心もとない低学年の子を持つ親にとって、子供が授業後、安全に過ごせる場所の確保は急務になっています。4回にわたり考えます。(清水麻子) 「ただいま」。さいたま市にある民間学童保育「三橋小学童保育の会あすなろクラブ」。冬休みを間近に控えたある日、学校を終えた子供たちが続々と集まってきた。 1年生から6年生まで95人が登録する“マンモス学童”。築30年の古い病院寮を改造して作られた1階約260平方メートルは、10分ほどで子供たちに埋め尽くされた。 民間施設としては広いが、常時60〜70人がいるの
大手銀行が相次いで育児支援制度を拡充している。みずほフィナンシャルグループ(FG)は8月に2カ所目となる社内託児所を東京・丸の内に開設する。三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行も託児費用の補助制度などを導入している。団塊世代の大量退職を背景に、大手銀行は新卒者の大量採用を再開しており、育児と仕事を両立できる制度を充実させることで、優秀な人材の確保につなげる狙いだ。 みずほFGは8月に本社を現在の旧富士銀行本店(東京・大手町)から、東京・丸の内にある文部科学省ビルに移転する。これに合わせて本社ビル内に社内託児所を開設する。広さは約150平方メートルで定員は20人以上を予定。グループの社員が利用でき、運営は外部の保育業者に委託する。みずほは昨年6月に東京・渋谷に社内託児所を開設しているが、2カ所目の設置は大手銀行で初めてとなる。 大手銀行で、最初に社内託児所を設けたのは平成15年9月に本店内に開設
お探しのページは削除されたか、名前が変更されたか、一時的に利用できない可能性があります。次のことをお試しください。
■25カ所が「空きなし」 保育園に入れない待機児童の問題が解消しません。国は、待機児童ゼロ作戦は成功し、一部地域では解消したとさえ主張します。しかし、東京や大阪などの大都市圏では、働く母親が依然として保育園探しに苦労しています。4回にわたり最新の待機児童問題をお伝えします。(清水麻子) 「泣きました…。25カ所もの保育園に空きがないと断られたんですから」 昨年12月に長女を出産し、1年間の育児休業を終えて今月、職場に復帰したばかりの大沢まな子さん(38)=東京都、仮名=はこの秋の保育園探しの苦労を振り返る。 希望は、自宅から比較的近い3カ所の認可公立園。しかし、すべての園で0歳児の枠はなかった。
★主な育児支援施策=最長2歳までの育児休業(昨年の利用実績=男性2人、女性28人)▽9月から、参観日や運動会など育児全般に利用できる「子育て休暇」(子1人当たり、年間5日、最大10日、3歳未満は有給扱い)▽9月から配偶者出産休暇を3日から5日に拡大し、土日を利用し1週間の連続休暇−など。 ★人事担当者からの一言 「育児支援施策については従来、力を入れており、育休を取得した社員はほぼ100%復職しています。今後も男女に限らず、安心して仕事に挑戦し、能力を発揮できるような環境を整えていきます。特にワーキングマザーにとって仕事と家庭がより両立しやすくなることと男性社員の積極的な育児参加を促すことを目標として引続きサポートしていきます」【会社データ】▽本社・東京▽酒類の製造販売▽社員数4081人(男女比9:1)▽平均年齢40.7歳(10月31日現在)
少子化対策を検討する政府の「子どもと家族を応援する日本重点戦略検討会議」基本戦略分科会は28日、最終報告書を基本合意した。平成21年度までに行うべき課題として、短時間勤務を含めた育児休業の弾力的な運用や放課後対策の推進などを求めた。分科会の最終報告書は年内に取りまとめられる検討会議の重点戦略に反映される。 最終報告書では、現在の少子化対策の制度的課題と今後の対応策を提示。具体的な制度設計については「税制改革の動向を踏まえ、速やかに検討を進めるべきだ」としたが、比較的短期間で実現可能な施策は、21年度までに先行実施するよう求めた。 具体的な先行実施案としては、仕事と子育て両立支援策では、自治体の認定を受けて自宅で乳幼児を預かる「保育ママ」の制度的確立や短時間勤務を含めた育児休業の弾力運用、企業内保育所の地域開放などを挙げた。また、個人向けの支援策としては、「一時預かりサービス」の担い手を増や
遺跡から出土した鎌倉時代の人骨を調べたところ、当時は2歳前後で離乳食を始めていた可能性が高いことが、東京大の米田穣・准教授(先史人類学)と大学院生の下見光奈(あきな)さんらの26日までの研究で分かった。 現在の日本では生後5カ月前後から離乳食を始め、同1年から1年半で完了する例が多いが、米田准教授によると人間の授乳期間はもともと、2歳より相当長いとみられる。 研究結果は、離乳食に穀物などを与えるようになって進んだ授乳期間の短縮が、中世にはかなり進行していたことを示しており、米田准教授は「授乳期間が短くなれば次の出産が早く可能になる。離乳の早期化は人口増とも関連している」と指摘している。 米田准教授らは、母乳を飲んでいる間は体内に窒素15という特殊な窒素が蓄積し続け、離乳食を食べ始めると減ることに着目。鎌倉時代の人骨が大量に出土した由比ガ浜南遺跡(神奈川県鎌倉市)の0−16歳の人骨48体で、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く