遊び場 体を動かし勉強に集中2008年10月29日 印刷 ソーシャルブックマーク カーブがある滑り台は、スピードに強弱がつく=石野明子撮影 子どもは遊んで育つ。でも、最近は、公園でボールが使えない。親がついていないと危ない。思い切り体を動かして遊べる場所が、少なくなっている。 立教女学院小学校(東京都杉並区)は9月、校庭の一部に「ボーネルンド」社のカラフルな四つの遊具を設置し、遊び場を作った。ロープがつるしてあったり、足をかけて登れる石が配置されたり、体を動かせるたくさんの工夫がされている。つかむ、ひっぱる、ぶらさがる、よじのぼる。子ども時代に身につけるべきだという36種の基本動作が、楽しく遊びながら体験できる。 うんていは、わざと平行ではなく、斜めにしてある。ロープを渡る足場もあえて不安定にゆらゆら揺れる。それがバランス感覚を養うとともに、しっかり握る力などをいつの間にか育てていく。すべ