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ブックマーク / stoneriverki.hatenablog.com (7)

  • SPA & 別冊少年マガジン - ストンリバーの日記

    週刊SPA5月21日号と別冊少年マガジン6月号に渡辺竜王のインタビュー記事と対談記事が掲載されている。 週刊SPAはちょっぴり大人の記事が多い週刊誌である。3月にアサヒ芸能が3週間連続にわたって、羽生vs渡辺の記事が掲載されたことはこのブログでも紹介したところである。このての週刊誌が将棋を真面目に記事にすることは一昔前までは考えられないことであった。載るとすれば、スキャンダルを興味位に書き立てられるのが関の山であった。そういうことを思えば、将棋がおおっぴらに取り上げられるということは早計ではあるかも知れないがメジャーになりつつあるのではなかろうか。なんとなくそう思う。 もう一方の別冊少年マガジンはネットでも話題になっている竜王の奥さんによる「将棋の渡辺くん」と題するマンガの連載が始まったのである。彗星の如く現れた瞠目の新人作家 伊奈めぐみ と最大限の?紹介がなされている。初回は8ページだ

  • 週刊現代(4月20日号) - ストンリバーの日記

    「天才」と呼ばれた人が、物の「天才」に出合ったとき、 週刊現代がスペシャル企画として、上記標題の記事を掲載した。 将棋のことに触れていないかとみたところ、先崎八段が取材を受けていた。以下、その概略。 プロ棋士の先崎学八段も物の天才に出会って自身を磨いてきた。 その物の天才として羽生善治、森内俊之、佐藤康光の3人をまずあげている。 「奨励会にいた頃から違う。見る人が見れば一瞬で分かるんですよ。彼らの盤の周囲だけが光って見えたくらいです。私が彼らにどうにか喰らい付いてきたおかげで、生きてこれたようなもの」と述べている。 そして、実はもう一人、当に勝てないと思った棋士が他にいる。それが加藤一二三九段であると続く。 「加藤先生は第一感の塊。第一感とは、初めにひらめく手のことで、実はこれが最良手ということがすごく多い。加藤先生は第一感でひらめく手が無数にあるから、長考癖につながっている」 つ

    週刊現代(4月20日号) - ストンリバーの日記
  • どうなるのだろうコラムの連載(週刊現代) - ストンリバーの日記

    将棋連盟の米長会長が亡くなられたのは各報道等で周知のことである。 米長さんは長い間、週刊現代に1ページもののコラムを連載していた。 最近、装いも新たにして「棋士の愛した駒たち」と題したシリーズが始まったばかりである。 書き溜めした分(1月5日・12日合併号で大山名人が登場は確認)があるにしても、おそらく連載は打ち切りになるのではなかろうか。 その週刊誌の12月22日・29日合併号に登場したのが永瀬拓矢五段である。 好きな駒が「歩」とある。その実戦例として紹介されたのが今年タイトルを獲得した第2期加古川清流戦3番勝負の第1局である。 上図は後手の伊藤真吾四段が63銀と指した局面。先手の永瀬拓矢五段が指した手は後手飛車の退路に蓋をする85歩である。 受け将棋がうまいイメージもある彼の棋風からして、遠くは伊藤看寿が大橋宗与との1局で指した「魚釣りの底歩」あたりの手を期待したが、よき実戦棋譜が

    どうなるのだろうコラムの連載(週刊現代) - ストンリバーの日記
    hokaze153
    hokaze153 2012/12/23
    誰か連載を引き継ぐといいのですが。弟子の先崎八段あたりが適任かなあ。
  • プロフェッショナル - ストンリバーの日記

    先崎学八段のエーセーに日将棋連盟発行の「山手線内回りのゲリラ」というがある。 その中の1に「おい、サギサワよ・・・」というタイトルで書かれた文章がある。生まれてはじめて葬式で泣いた。鷺沢萠の葬式である。・・で始まるこの文章は数ある彼のエーセーの中で珠玉の一品だと私はかねがね思っていた。それは非業の死をとげた彼女への追悼文にもなっていたからである。 先崎さんと鷺沢さんの交流のいきさつとか、度合といったものが今一つ分からないでいたのだが、今回、鷺沢さんの文庫(新潮文庫:途方もない放課後)を読んでいたとき、彼が登場して、自分自身のもやもやした部分が少しは氷解した思いがした。 彼女のもエーセーでそのうちのタイトルが標題のプロフェッショナルである。囲碁・将棋にかぎらず、勝負事に精通する人間はかくありたいものだと思わせる内容なので全文を紹介する。 「オセロの日チャンピオンになったことが

    プロフェッショナル - ストンリバーの日記
    hokaze153
    hokaze153 2012/08/15
    酒好きS六段かっけえ
  • 詰将棋と詰め将棋 - ストンリバーの日記

    将棋パラダイスの8月号小学校で標記のテーマで次のようなコラムを書いた。 <希にだが、「詰め将棋」と表記したがる人がいる。宗看・看寿の江戸時代の昔より「詰将棋」というのが慣わしですと、ハッタリで説明すると妙に納得顔になる。そこで、詰パラの表紙を出してダメを押すことにしている。しかし、内閣告示の「送り仮名の付け方」などを見ると、どうやらどちらも正しいのが真相ではある。>以上が、その内容である。 よく、外出した時などに友人とばったり出会ったときに、「最近、将棋打ってるの?」と聞かれる時がある。相手は、将棋趣味である私に気を使っていることが良くわかるし、お天気の挨拶言葉みたいに聞き流していることが多い。決して、囲碁が打つで、将棋は指すなどと説明をすることはないのである。 しかし、「詰め将棋」という形でアクセスがあると、状況はいささか違ってくる。それは、相手が将棋という趣味にある程度、関わりを持

    詰将棋と詰め将棋 - ストンリバーの日記
    hokaze153
    hokaze153 2012/03/17
    詰め将棋ではなく詰将棋。7手詰めではなく7手詰。「め」がないほうが望ましいらしい。
  • 即詰を逃した久保二冠 - ストンリバーの日記

    日(3月4日)放映されたNHK杯準決勝の渡辺・久保戦。 図面は113手目、先手渡辺竜王が94歩と取り込んだところである。 114手目久保二冠の手番。 詰キストなら67銀、同銀、77飛などを読むが、解説の谷川九段は「一目詰むはずだが、手順が良く分からない」とのこと。 手順は77銀、同銀、同金、同玉、76飛、88玉(68玉は56桂以下、67玉は56銀打以下)、79銀、89玉(98玉は97歩以下)、88銀打、98玉、96飛以下詰み。 これを久保二冠は67から精算して67同玉に69飛以下寄せそこなった。 来、こういった77から精算して65銀を拠点に76飛と打って俗手っぽく寄せるのはむしろプロは得意ではなかったのではないか。 やはり、秒読みの中では無理だったかもしれない。 指運が悪かったと云えばプロに対して失礼にあたるかもしれないが、久保フアンとしては誠に惜しい一局だった。 これで久保二冠は対

    即詰を逃した久保二冠 - ストンリバーの日記
  • われ敗れたり - ストンリバーの日記

    米長永世棋聖が将棋ソフトと対戦してから10日間程しか経過しないと云うのに標題の「われ敗れたり」というが2月上旬に中央公論新社より発売される。 どうやら勝敗の如何にかかわらず、出版が計画されていたふしがの内容の柱からして読み取れる。 さて、の内容はともかく、初手62玉がどうだったかというテーマがある。孫子の兵法の名言に「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」というのがある。つまり、情報を集める大切さが真意で、敵の情報、そして自分自身のことも調べつくした上で「勝てる相手とだけ戦え」と言っているのである。 だから、62玉という最善手を選択したと云うことになるのだろうが、私は個人的には戦いはまず正攻法で相手にぶつかる。初めから奇襲を狙うのは相手が強すぎてこれしかないと云う場合のみであろう。相撲を見ても然り。かって、「矢倉は純文学」と豪語した人だからこそ、先ずは正を以って渡り合い、そこから勝機を

    われ敗れたり - ストンリバーの日記
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