韓国食品が、日本で深刻な売り上げ不振に見舞われている。韓流ブームがピークだった2011年と比較すると、昨年の対日輸出額は、マッコリが8割減、即席麺が半減となった。他にも焼酎、キムチなど定番の韓国食品が軒並み減少。韓国では円安や日本の「嫌韓感情」が輸出減の原因とする分析が目立つが、韓国食品離れは加速しているのだ。3日に中国・北京で開催された「抗日戦争勝利70周年記念行事」の軍事パレードを参観した朴槿恵(パク・クネ)大統領だが、低空飛行の経済状況のなか、行ってる場合ではないのでは…。 韓国で先ごろ、ある食品の転落ぶりが報じられた。日本でもなじみのある「辛ラーメン」など韓国の即席麺の輸出額はこれまで増加傾向にあったが、昨年、減少に転じたという。 最大の要因は、日本への輸出額が減少したこと。韓国関税庁が4月に発表した輸出動向によると、即席麺は、ピーク時の11年には約1万1400トン、金額にして52