ひとつひとつ見ていきましょう。 上毛かるたを作った人 上毛かるたを作ったのは浦野匡彦(うらのまさひこ)という人物です。 明治43年、群馬県吾妻郡長野原町に十二人兄弟の六男として生まれました。 浦野氏の家系は代々神職を務めていました。長野原町には「王城山神社」があり、そこが上毛かるたマニアの聖地ともなっています。 彼について詳しく書くとかなりの文字数になってしまうので、後日別の記事にまとめたいと思います。 作られることになった経緯 当時の日本は敗戦直後で、地域は壊滅的な被害を受けていました。 さらに、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の占領下にあったため、日本の歴史�、地理、道徳教育などが禁止されていました。 この様子を目の当たりにした浦野は、将来を担う子供たちに日本人としての誇りを失ってほしくない、自分たちの郷土に誇りを持ってほしいなどの願いを込めて、教科書に代わる、遊びを通して学ぶこと
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