本日12月3日は2013年にこの世を去った日本を代表するドラマー、青山 純氏の命日。あまりに早すぎる訃報から9年経った現在も、その歌心溢れるドラミングは多くのプレイヤーに影響を与え続けています。氏の功績をあらためて語り継ぐべく、2001年2月号の”歌とドラム”特集で実現したインタビューを再掲載。稀代の名手が”歌モノ”の真髄を語る貴重な内容です! ●今回のテーマである“歌”というものを意識し始めたのはいつ頃ですか? 青山 若い頃はひたすら自分のテクニックを磨こうとして……無理なのにねえ、頑張ったりしたんですけど(笑)。でも20代前半くらいかなぁ。もともと歌モノ好きだったんでね。やっぱり(山下)達郎さんとステージやるようになってからかな。 レコーディングよりも、ライヴで特に学びましたね。決して乱打して目立つんじゃなくって、ベーシックにやっている中で、いざというときに“俺はここにいますよー”って