大人はだいたい子どもが好きだ。自分の子どもともなればなおさらである。なぜだろう。子どもが大人を好くからだ。自らの親ともなればなおさらである。 まぁ、力量的に大人のことを好かざるを得ないという側面もあると思う。 人は自分のことを好きな人を好く。思い起こしてみると、自分のことを好いてくれる人とは仲が良く、自分もその人のことを好きになる傾向がある。 大人同士の好き嫌いも、力量的というか、利益的な面があるかも知れない。利害が絡むと険悪になってくるのもそのせいだ。 性格的に好かれない人間はだいたい決まっている。嫌なやつオーラを醸し出しているからだ。逆に、好感を持てる人間はいい人オーラがある。いい人オーラがある人は、つまらない私利私欲を感じさせない人が多い。 他人から好かれたかったら、他人をもっと好きになればいいかも知れない。例え、その必要がなくとも。