(CNN) ライス米国務長官は28日放送された米CBSテレビとのインタビューで、ブッシュ政権での経験を振り返り、国民はやがて「大統領の業績に感謝する時が来るだろう」と述べた。米国のイメージが悪化しているとの指摘も「それは事実でない」と一蹴(いっしゅう)し、同政権がたどった足跡に自信を示した。 長官はブッシュ大統領が直面してきた状況について、「第二次世界大戦後で最も厳しい時期だったのではないか」との見方を示し、そのなかで大統領が下してきた決断は「時を経て記憶にとどまるだろう」と述べた。 史上最低のレベルを記録している大統領の支持率に関しては、「悪いがこれは人気コンテストではない。きょうの見出しではなく歴史の判断に照らし、米国の国益のために良い道を選ぶのが政権の務めだ」と強調。イラクのフセイン政権打倒や中国、インド、ブラジルなどとの良好な関係を例に挙げ、「歴史がブッシュ政権に良い評価を下すだろ