日本政府の共通クラウド基盤「ガバメントクラウド」。海外IaaSのみを採択したデジタル庁に対し「日本の産業を育成しないのか」といった声も出ている。なぜ国産IaaSはガバメントクラウドになれなかったのか、さくらインターネットの田中邦裕社長に見解を聞く。 日本政府の共通クラウド基盤として、デジタル庁が進めている「ガバメントクラウド」。10月には「Amazon Web Services」と「Google Cloud Platform」の採択を発表し、これらを活用したマルチクラウド環境に同庁のWebサービスなどを構築・移行する方針を示した。 この発表に対し、ネット上では「なぜ国産クラウドではないのか」「日本の産業を育成する気はないのか」といった意見が続出。匿名掲示板「2ちゃんねる」の開設者・西村博之(ひろゆき)さんも「自分ならさくらインターネットやGMOなど日本の事業者のクラウドを標準にする」とAB
中国共産党の重要会議、中央委員会第6回全体会議(6中全会)で11日、40年ぶりとなる新たな「歴史決議」が採択された。国営新華社通信が伝えた。習近平(シーチンピン)総書記(国家主席)を毛沢東、鄧小平の各時代を継ぐ「新時代」の指導者と位置づけており、習氏の長期政権実現に向けたプロセスは最終段階に入った。 新華社によると、採択されたのは「党の100年奮闘の重大な成果と歴史的経験に関する決議」。6中全会が開幕した8日、習氏自らが草案を説明していた。全文は公表されていないが、中国共産党のこれまでの実績や習指導部の成果を高く評価するものだ。 共産党がこれまで、歴史決議を採決したのは「建国の父」である毛沢東時代の1945年、「改革開放」政策を主導した鄧小平時代の81年の2回だけ。党の過去について評価を定める歴史決議には重大な意味があり、習氏は今回、毛と鄧に並ぶ歴史的指導者として自らを位置づけた形だ。 習
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