KDDIは7月23日、東京・多摩市にある通信ネットワークの設備を公開した。名称は「多摩第5ネットワークセンター(多摩第5NC)」で、常にネットワークを監視・運用する。 同日、KDDIが重要な社会インフラである通信ネットワークをどのようにして、24時間365日守るのか、通信障害などの対策をどのように行うのかを説明した他、通信ネットワークを監視するモニターや災害を支援する車載基地局などを公開した。 スマートオペレーションとAIによる自動化がもたらす効果 多摩第5NCがある多摩は地盤が硬く揺れにくい地形で、水害リスクが低いエリアとなっている。加えて、建物を免震構造とすることで、地震発生時にも稼働できるようにしている。 ネットワークセンターは日頃耳にしないため、聞き慣れない人が多いだろう。似た設備に例えると、地下鉄や新幹線の司令塔、航空機の管制塔だ。司令塔や管制塔では列車や航空機の運行状況や、位置
![KDDIは通信障害をどのように検知してインフラを守っているのか ネットワークセンターに潜入](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7eeb6eb878c5daf72b3be1905550bb0b16507d5f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fmobile%2Farticles%2F2407%2F24%2Fcover_news154.jpg)