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crisisに関するhorihorioのブックマーク (10)

  • 危機の対応と機会の対応 - レジデント初期研修用資料

    外乱と遭遇した際の対処には、「危機の対応」と「機会の対応」とがあって、目指すべき目標や、優先すべき物事が異なってくる。 危機管理者がまず行うべき仕事というものは、「それが危機である」と認識することで、危機と機会との区別に失敗すると、あとからどれだけ努力しようと、対応の遅れが取り戻せない。 タマちゃんブームの昔 ずいぶん昔、「タマちゃん」というアザラシが多摩川に出現したとき、PR会社の人は、あれを「危機である」と看破したんだという。 国が管理している河川にかわいらしい生き物が出現して、あれを「広報のいい機会」ととらえてしまうと間違えてしまう。野生動物には不確定要素が多くて、突然死んでしまう可能性が当然のようにある。ブームが盛り上がっていたとして、そのときに河川の管理者である国の責任がどの程度問われることになるのか、それが予測できない。 河川の管理者にとって、「タマちゃんとの対峙」が何をもたら

  • 経済危機と教科書 - 池田信夫 blog

    今回の危機を受けて、経済学の初等教科書は書き換えられるべきだろうか。Mankiwによれば、基的な部分は変わらないが、いくつか修正が必要だという。金融機関の役割:普通の入門書では金融システムはほとんど説明しないが、今回の事件でその重要性がわかった。それはガードマンみたいなもので、うまく機能しているときは誰も気にしないが、機能しないと大変なことになる。 レバレッジの効果:資金を株式で調達するか負債で調達するかは初等教科書ではあまり気にしないが、実務的にはまったく違う。それは平時には資効率を高めるが、有事には危機を拡大する。 金融政策の限界:不況になったら金融を緩和すればいいというのが普通の答だが、名目金利がゼロになったらどうすればいいのかはわからない。非伝統的な金融政策の効果も、まだ不明だ。 予測の失敗:経済学者が今回の危機を予測できなかったことは事実だが、それは多くを望みすぎだろう。医学

  • 『海外プロジェクトファイナンスの世界』:金融危機とプロジェクトファイナンス (PF287)

  • 『何度も政策を失敗するだけの許容度ないですから、今回の不況。』

    PPIPの中の拡張TALFの対象資産に、現時点の(発行時点でないことに注意)格付がAAA格のCMBS、それもAAA格の中でも一番劣後水準が厚いトランシェ(スーパーシニアAAAもしくはDupersなどと呼ばれる、Dupersより下位にメザニンAAA、ジュニアAAAなどがある)が含まれることとなり。 スーパーシニアAAA格はPPIP発表後に大幅タイトニング。 また直近のリスク資産の価格上昇も市場の回復に寄与。 スーパーシニアAAA格のスプレッド推移 しかし、4月7日にS&PがジュニアAAA(AAA格の中で一番劣後比率が低いもの)を投資不適格にまで格下げすることを発表すると、市場は再び下落。 ジュニアAAA格のスプレッド推移 4月5日にはCMBXシリーズ5のジュニアAAAのスプレッドは2087、単価では25.8だったが。 4月8日の引けベースでは、それぞれ2279、23.1へと下落。史上最安値を

    『何度も政策を失敗するだけの許容度ないですから、今回の不況。』
  • 『「なぜ世界は不況に陥ったのか 集中講義・金融危機と経済学」を読了』

    「なぜ世界は不況に陥ったのか 集中講義・金融危機と経済学」、池尾和人、池田信夫共著を読了。 ちなみに私は池尾先生には大学時代金融論を教えていただき、先生の授業によって金融業への興味をかき立てられてこの業界に入ったので、大変お世話になった恩人と言っても過言ではない。 このは基的に良著なのだが、実際に実務に関わっている人間から言わせていただくと、今回の金融危機を引き起こしたいくつかの重要な点が抜け落ちている、ように思われる。 揚げ足をとるのが目的ではないが、「マスコミや政策担当者はちゃんと経済学を理解してもらわないと困ります(池田氏)」と書中ではっきりとおっしゃっているので、政策提言される学者の方にもしっかり金融実務を理解して頂くために質的でないことも含めて指摘しようと考えます。 違う言い方をすると、このお二方に対する私個人の期待値が極めて高いので、若干揚げ足取りになるようなことも言わ

    『「なぜ世界は不況に陥ったのか 集中講義・金融危機と経済学」を読了』
  • 2008年をふり返って:サブプライムローン問題に起因する金融危機に関する雑感

    【2008年をふり返って:サブプライムローン問題に起因する金融危機に関する雑感】 2008年は,マクロ経済学や金融論を専門とする経済学徒にとって試練の年だったと思う。11月19日に一橋大学の兼松講堂で行われた金融危機に関する公開討論の後に,「日経済が深刻な事態に至ったことについて経済学者として責任はないのか」と問う声に向き合わなければならなかった。 あまり広く知られていないのかもしれないが,市場機能を重視する伝統的な経済学者(新古典派経済学者)の間でも,2002年以降の日経済の景気回復に対して違和感を感じていたものは決して少なくなかった。私自身も,2006年12月に上梓した『成長信仰の桎梏』(勁草書房)では,「『上げ潮政策』と呼ばれていた政府の成長戦略や1990年代半ば以降から継続していた日銀行の超低金利政策がかならずしも日国民を豊かにせず,投機資金の温床となって,あげくにはバブル

  • Insights | PIMCO

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    Insights | PIMCO
  • 金融危機を理解するための15冊の本 - 池田信夫 blog

    雑誌から「今年の収穫」というアンケートが送られてくる季節になった。今年ブログで紹介したをチェックしてみて、今年の後半はほとんど収穫がないことに気づいた。たぶんアメリカ発の金融危機のスケールが大きすぎ、かつそれを正確に分析したがまだ出ていないためだと思う。そこで、とりあえず今の段階で現状を理解するのに役立つと思われるをリストアップしてみた:Black Swan 市場リスク:暴落は必然か When Markets Collide The Age of Turbulence 現代の金融政策 Essays on the Great Depression The Great Contraction すべての経済はバブルに通じる 資主義は嫌いですか なぜ、アメリカ経済は崩壊に向かうのか Bad Money Fixing Global Finance Globalizin

  • Econviews-hatena ver.∞

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  • 主要通貨市場における資金需給逼迫の波及メカニズム

    主要通貨市場における資金需給逼迫の波及メカニズム 2008年7月16日 金融市場局 今久保圭、木村武、長野哲平 全文ダウンロード (PDF) 要旨 2007年8月以降、サブプライム住宅ローン問題を契機に、主要通貨の短期金融市場では、資金需給の逼迫した状況が続いている。クレジットリスクや流動性リスクに対する警戒感が強まる中、各通貨のターム物金利には、程度の差こそあれ、上昇圧力がかかりやすい地合いとなっている。稿では、VAR(ベクトル自己回帰)モデルを用いて、日米欧市場間の資金需給逼迫の波及メカニズムについて分析した。分析の結果、3通貨のターム物金利の変動率の高まりには、市場で発生するファンディング・ショック(需給逼迫をもたらすショック)の大きさが拡大したことに加え、市場構造自体が変化したことも寄与していることが確認された。ドル資金調達環境に対する不確実性が強まる下で、金融機関の資金調達

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