CASBベンダーのSkyhigh Networksは、Amazon S3の設定不備をついた新たなセキュリティ脆弱性「GhostWriter」を発見したと発表した。これは、AmazonのS3バケットの権限が「Public Write」等の書き込み可能に設定されたまま外部公開されており、攻撃者等からS3バケットに保管されているファイルを上書き可能な状態となっているというもの。これだけで被害があるわけでは無いが、この状態で放置していると、中間者攻撃(Man-in-the-Middle攻撃)に利用される恐れがある。 ■中間者攻撃とは? 中間者攻撃とは、通常のやりとりの「中間」に攻撃者が侵入し、潜伏することを指す。例えばAとBが通信をするために、Cを経由しなければならないとすると、攻撃者がCに潜み、盗聴したり、マルウェアを潜入させたりする。 A氏--C拠点--B氏 <--このC拠点に潜む攻撃を中間者
