ブックマーク / tomohiro358.hatenablog.com (509)

  • ノルマって必要か? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    昭和の時代は当たり前だったが 連日ビックモーターの問題が報道されていますが、諸悪の根源はきついノルマにあるようです ノルマは社会主義で国が労働者を管理していたロシアで生まれたものです 「一定の時間内に個人、または集団に割り当てられる作業量」という意味だそうです ノルマは第二次世界大戦において、シベリアで捕虜となっていた日人が覚え、解放後に日に入ってきた言葉のようです ビジネスシーンにおいては、それぞれに割り当てられる作業や仕事などの最低限達成することが求められる成績や数字を指すことが多いです 昭和の時代を生きた人は「ノルマはきつかったが、達成した時にはテンションが上がった!」とよく言います 「達成度が低いとどやされ、営業所に帰れず夜遅くまで駆けずり回っていた」 「逆に早い時間に達成してしまったらパチンコや麻雀してた」 など聞かされてました この時代は「ノルマはきつく言われるが、管理はお

    ノルマって必要か? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 労働所得一本の時代も終わっていく - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    はまだ副業を認めない企業は多い 「副業・兼業を認めている企業は約5割」と聞くと「ずいぶん増えたな~」と思いますか?「まだまだそんなレベルなの?」と思いますか? X世代は「業一に専念すべきだ!」という意識はまだまだ強く、それより上の世代は「企業は家族集団」という意識が強いです 引き抜かれたり、転職したりする人を観ると「裏切者!」のように言われていた時代もありました 武士のように一つの君主に使えるのが美しい時代でした 会社を辞めると人間関係が全くない人もいたりします 「学校を出たら一つの企業に一生を捧げる」という洗脳が効いていましたが、Y世代でかなり希薄になり、Z世代から見ると「奴隷人生」に見えるようです 企業は『長期間労働力の囲い込み』が目的だった時代なので、当然「最後まで面倒をみる会社と最後まで勤め上げる社員」を美徳と洗脳していました もうこれは新入社員入社研修から始まります 我慢

    労働所得一本の時代も終わっていく - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • リスキリングにみる学習意欲の二極化 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    仕事は変わり続ける 第一次産業革命については歴史で学びます 機械化により移動・生産が大きく進歩しましたが「機械に仕事を奪われた!」という人が暴徒化して機械を壊したりもしました しかしこの怒りは思いのほか早く鎮静化します 産業革命により『今までなかった新しい仕事が多く生まれた』からです 『失業率が上がれば治安は悪化し、下がれば治安は良くなる』という法則の通りです 第一次産業革命により蒸気機関・機械製造設備の導入 第二次産業革命により電力の活用や分業化 第三次産業革命によりコンピューターの活用による自動化 第四次産業革命によるAI・ロボットの導入による効率化 最初のうちは「仕事を奪う敵」という目で見られますが、そのうちにその恩恵に有難さを感じるようになっていきます それぞれの節目には『異業種への異動のための学習』が必須になります 変化が激しく、寿命が延びたことによる労働期間延長の現代は「ずっと

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  • 日本人の給料は本当に安いの? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    安い日 平成初期の頃は海外のビジネスマンは皆、日への出張を嫌がっていました 「日に1週間も滞在したら給料の半分近くがなくなってしまう」とよく耳にしました 当時は『高い日』でした コロナがあけてハワイに行った家族が「とても値段が上がっていて、外があまりできなかった!もうハワイは手ごろな旅行先ではない」と語っていました 逆に海外から日旅行に来る方々からすれば日の安さに大喜びです 「アメリカは卵の値段が10倍だ!」今度はアメリカに赴任した日人が驚きます 今は『安い日』です モノの値段を世界と比較する時にビックマックの価格があります バブルの頃の日は世界で2番目か3番目に高い国でしたが現在はというと 1位 スイス   925円 2位 ノルウェー 864円 6位 アメリカ  710円 ずっと下のベトナムの次に 41位 日 390円 となっています 海外旅行に行って同じものが2

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  • 華僑に学ぶ戦い方 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    華僑は中国古典の実践者 華僑とは『中国を離れて他国で長期的にビジネスをする人』です 中国古典の中には素晴らしい知恵や考え方などが詰まっていますが、華僑の世界では中国古典は単なる読み物ではなく、実践に活かされている知識です 中国古典から知恵を学び、学術的に正しい解釈よりも、現実に当てはめて『使える解釈』をすることに重きを置いています 名より実をとる華僑は『中国古典には人生を大きく変える力がある』ことを良く知っています 「中国は世界一の人材流出国家」などと言われていますが、政治体制に不満で国を離れる人もいますが、新天地でのビジネスに野望をもち世界に飛び出す人も多いです 現在の日人は日を離れたがらないと言いますが『安心・安全・安定』のAAAを望む人たちからは得ることのできない実践的な知恵を学べるのが華僑だと思います 戦わないことが無敵の生き方 ドラマで有名になった言葉に「逃げるは恥だが役に立

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  • 年金プラス10万円 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    昭和モデルから令和モデルの人生 昭和の時代は『学校出たら就職し55歳まで働き、後は退職金と年金で暮らす』というものでした 学習期20年・労働期35年・晩年期15年というのが昭和の人生モデルです 年金は15年支給で計算されていると言われます 戦争中を除き日人の昭和の平均寿命を見ると 戦前の昭和22年は男性50歳・女性54歳です 戦後の昭和25年は男性60歳・女性68歳に一気に伸びます 昭和35年は男性65歳・女性70歳 昭和50年は男性72歳・女性77歳 この辺までは55歳定年で年金支給は妥当といえます 昭和60年は男性75歳・女性80歳 この辺になると「年金支給は60歳にしないとやばい」となってきて、定年60歳・年金支給65歳の動きが出てきます 寿命はどんどん延び続けますので『労働期間は延び』『年金支給年齢は上がる』ことになります 経済学者は「労働期間を延ばせばいいだけのこと」と簡単に言

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  • 45歳の区切り - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    昭和のキャリア論は風化した バブルの頃は「転職するなら20代」と言われていました 新卒と年齢差がないほどいいという考え方からで、転職ばかりしている人は難民のように見られていました 『自分を磨いて次の職場に高く売る』という投資のような考え方がだいぶ浸透してきましたが「45歳が大きな区切り」という意見を述べる人は多いです 「株式投資」「不動産投資」「権利投資」などありますが「自己投資」は労働市場に自分という労働資を投入して稼ぐという投資だとすれば、自分を高く売るために自分の価値を高めるのは非常に健全なキャリア構築になります 従って若い世代は退職金に関心がないし、退職金制度のない会社も増えてきました 若者からは「退職金制度をやめてその分、給料を増やしてほしい」 「退職金をもらうために会社にぶら下がるおじさんが多い!退職金などない方がいい」 など退職金制度は害のある制度に見られ始めました 「人間

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  • 専業主婦という選択はだめなの? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    共働きがスタンダードに 北関東の支店に配属されたころ、隣の支店の支店長が「奥さんをパートで働かせている」で他の支店長に責められていました 「奥さんを働かせるなんて甲斐性がない!」 聞けば、双子の子供が東京の私立大の医学部に進学し、男女の双子の為、部屋も別々に借りなければならないとのこと 「そりゃ大変だ!」と思いますが、平成の前半は「奥さんを働かせるなんて男として恥」という空気が強かったです 私の同級生の女子たちは、早稲田・慶応に行けるのに女子大にしたり、4大に行かず短大にしたり『女は高すぎる学歴ではいけない』という風潮がありました よく「母は短大しか出てないのに、めちゃ勉強ができる」とびっくりしている高校生がいますが、もともとは超難関大学に行ける頭脳の持ち主だったのかもしれません 最初の配属は新卒大学生の採用でしたので、今後会社が拡大しそうなときは男性を多めに目標設定し、拡大が危うい時は女

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  • 天才は置き去りにされやすい - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    IQが高いと生きずらい 東大生のIQは120以上と言われています フランスのある調査によると「IQが高いからいい大学に行くわけではない」という調査結果があります IQ140以上の若者を調査したところ 1/3は終始成績優秀で超難関校に入学している 1/3は勉強に興味はもってもらえず、他の分野で天才ぶりを発揮している 1/3はひどく人間嫌いで引きこもりのような状態 だそうです 共通して友人が少ないかいない人が多く、睡眠なども脳のエネルギーを使うせいか『睡眠障害』のような特殊な睡眠形態をしているそうです IQが高ければ誰しも難関校に進学するわけではないですね 「IQが20違うとまったく思考が違い、話がかみ合わず、友人関係は築けない」と言います IQが120の人はボリュームゾーンの85~110くらいの中の高いグループと友人ができそうですが、140ともなると猿の集団の中にいるような状態なのでしょうか

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  • 賃上げになる追い風 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    賃上げ過去最高の勢い 2年ほど労働組合の中央執行委員をしていたことがあります この期間は組合の専従と同じくらいのいろいろな会社の情報が入ってきました 賃上げ交渉・賞与交渉などの「給料を増やせ!」は社員の最も関心の強いものです 時はリーマンショックの時なので会社からは『業績が悪い中、組合の要求はのめない』という返答ばかりです 世間的に観ても厳しそうな空気でした 支店は新しく増やすより閉店の方が多かったし、既存の支店の収益も全体的に良くありません 『業績が悪いんだから賃上げは厳しくなる』は「それはそうだろう」と個人的に納得していました ただ後で知ったのですが会社の内部留保は毎年増え続けていました 現在、月例賃金の賃上げ率は3.92%で、前年妥結額比では81.04%増ですから平均要求額は前年から35.11%増えたています 3%台後半の賃上げは1993年以来30年ぶりのようです よく観てみると業績

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  • 炎上を好むホット派 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    群れで生きる人間 人は社会的に不道徳なものが許せず、常にはみ出した人を攻撃する人達がいます 私達の脳は石器時代からほとんど進化しておらず、群れで行動しなければ生きていけないという能は強く残っています よって『群れを混乱させる・危険にさらす人は非難する』という気質が備わっているため、自分とは全く関係のない・自分には何の被害もない「芸能人の不倫騒動」などに騒ぐ人がいます 良くないことは良くないですが「なぜおまえがそこまで怒る必要がある」というぐらい関心が高い人もいます 賢い人は『物事には陰陽2方向の見方がある』ということを知っていますので、多方面から見ようとしますが、偏った人は「陰は陰!悪いは悪い!」という一方方向のみに向かって一直線に進みます 世の中の8割はグレーゾーンなのに、黒か白かの2極化思考です いき過ぎると『正義中毒』となり、様々な方向を批判したり、攻撃したりするようになります 「

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  • 60歳からの労働期間延長 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    70歳まで働くはスタンダードになる 60歳定年後も働く人が年々増え続けています 60歳でリタイアすることを『プチFIRE』と呼ぶらしいです 「60歳で働かなくていいなんて羨ましい」とプチ贅沢な人生のようです 総務省の調査によると60歳以上の就業率は次の通りです 60~64歳 73% これは年金支給が65歳になったのでこのぐらいいるだろうと思います 昭和の60代と比べ20歳近く若く見えますし、実際元気です 65~69歳 51% ここはかなり増え続けている印象で、最終的に80%を越えると思います 実際、団塊ジュニア世代からは年金支給も70歳になると予測されていますので、70歳までの労働はスタンダードになりそうです 人口のボリュームゾーンの団塊ジュニア世代が引退してしまうと、日は深刻な労働力不足に陥ります 70~74歳 34% X世代が70歳になるころは少子化で若者はかなり少なく、①年金問題②

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  • 妄想に不安を抱く - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    未来のことに多くの脳のエネルギーを使う 人はまだ起こってもいない未来のことに脳を43%も使うそうです 「人生100年時代になる」と言われれば 「少子化もあいまって年金が危うくなる」という声が上がり 「労働期間を延ばせばいいだけのこと」と経済学者が言えば 「80歳まで働くなんてヤダ」と個人がいい 「これ以上の雇用延長は難しい」と企業が述べ 「いつまでも雇われるという意識がよくない」と意識高い系が主張し 「自助努力・自己責任ってうるさい」とうるさがる人もいます 議論に議論を重ねていくと「老人は集団自決すべき」などという極端な言葉も出てバズったりします 100年時代はまだ来ていないし、年金も破綻していないのに妄想だけが拡がっていきます なぜまだ起こってもいないことに対して「集団自決しろ」までの言葉が出るくらい思考が先走りするのでしょうか 防衛能が不安を作り出す リゾート部門では新入社員入社研修

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  • 日本の未来は明るいのか? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    情報民主主義の社会にはなったが 『日の未来』 気になりますよね・・・ 人間はいつまで生きるのかわからないし、さらにその先まで生きる子供たちの未来はどうなるのだろう?と考えてしまいます 大手メディアは日の企業・政治の良い点は取り上げません 元々大手メディアの上層部は学生運動などをして「権力と戦う正義の味方」であった世代が多く、当時の一流企業に就職できず、当時の新興勢力だったテレビ局に勤める人が多かったようです 私が社会に出たての頃は、企業は内定を出す前に「親を含め学生運動をしていたか否か」のリストを購入していました 大手企業には就職できなかったと思います 入社すると今度は労働組合などで暴れる恐れれがるからでしょうか? 「夢よもう一度」の火がくすぶっているので「政治家許せん」「大企業けしからん」と未だに闘争の火を燃やしています X世代以降の人にはドン・キホーテにしか見えません 大手メディア

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  • 日本人の給料って低いの? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    稼げる職業も変わってくる X世代の私の世代は大学で、稼げる資格は『文系は弁護士』『理系は医者』とハッキリ言われてました 当時弁護士になる司法試験の受験者は4万人で、合格者は1500人前後ですから「司法試験の合格率は3%」です 司法試験を受けようとしている人間自体、超頭がいいわけですから「努力した頭のいい人間ばかり集めた中から3%」ということです それが今では受験者数は4000人台で、合格率も40%代です 頭のいい人は先を見通す能力に長けますから「AIなどの台頭により、これからは弁護士は稼げない」と判断したのだと思います 実際、弁護士の平均収入は減少しており、2006年には弁護士の平均収入は3620万円でしたが、2023年には765万円と大きく減少しています もう普通のサラリーマンと変わりません 破格の収入だったからこそ「合格率3%でもチャレンジする!」という価値があったのだと思います 収入

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  • 運動は重要とは言うけれど - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    運動は継続が大変 「これとこれ、すごくいいで、この通りにすれば脳は活性化し、健康で若々しくいられると思うよ」と2冊のをくれた同僚がいます 「そんなにいいなら貴方がこのを実践すれば・・・」というと「2冊とも運動はマストと書かれているんだよね」と言います 運動はパスということです 私の弟も近くに24時間のジムができて「筋肉は80歳だってつく!筋肉無くして第2の人生はあり得ない」などと言いながら、今日法事で会うと「止めた」と言ってました 私に筋トレを勧めてくれた人も ・会社⇒ジム⇒自宅の順の経路がベスト ・自宅に帰ってからジムへ行くルーティーンはダメ ・やる気がなくてもとりあえずジム行って着替えてみる というアドバイスをしていました 最大の問題点は継続することのようです 私の母も『老後大事なのは貯金と貯筋』と呪文のように語ってました スーパーエイジャーは素晴らしいですが、運動量はかなりのも

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  • Z世代は扱いずらい? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    管理職の1/3は扱いずらいと感じている 「Z世代に合わせた教育・研修」 「Z世代に合わせた採用」 社内ではZ世代に標準を絞った考え方が多いです この世代が10年後・20年後に社内の中心になることを考えれば『未来を担う社の宝』というのはよくわかります 労働人口の多くを占めるX世代と違い、とにかく数が少ないZ世代は新卒での確保に躍起になっている企業は多いです 日では少ないZ世代ですが、海外ではZ世代の嗜好がマーケティングの中心です 真剣にZ世代を採用・育成・戦力化しようとしている組織では「それはZ世代に受け入れられるのか?」「それだとZ世代に合わない環境だよね」など、すべての中心はZ世代にあります やたらと数は多く、伸びしろも少ない私のようなX世代からすると期待値の大きいZ世代は少し羨ましく感じます いつの時代も『未来は若者が創る』ので、若い世代に注力することは極めて正しいことだということは

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  • 人口増加はいいことなのか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    仕事があるは超重要 私はここ数年はリゾート部門の採用をしていますが、室内清掃やレストランの洗い場などのパート、アルバイトの人員が当に足りません 採用情報誌の担当も「コロナ後は人手不足が深刻」と言います 新卒や正社員採用よりも現場の人手不足採用を優先している状況です 人が大幅に足りず客室の50%しか稼働できない宿泊施設もあるそうですから、深刻な人手不足と言えそうです コロナ期間を除き、アベノミクスから日は採用側が苦しい状況が続いています 雇用される側からすれば嬉しい話ですが、私のような採用する側は苦労の割には収穫の少ない時期がしばらく続きそうです 「仕事がある」という状態は非常に重要で治安の安定に直結します わが家の長男も州の最北端に近い場所の大学にいます 獣医学部は当に田舎に多いです 田舎の街にいきなり6000人の若者が来るとアルバイトがありません どうやら上級生が調整して『学費も

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  • Z世代からα㌁世代へ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人間にもニュータイプはある ウクライナ戦争が始まってから「第〇世代戦闘機」とか「第〇世代戦車」などをよく耳にします 造られた時代背景と技術進歩でコンセプトも性能も違うということから世代で区別しているようです 人手不足でとにかく即戦力が欲しい場合は別として、企業の採用責任者はZ世代を集めることに躍起です グループの別会社の採用責任者に聞きましたが「人手不足の企業はZ世代に不満を持ちやすくあまり欲しがらない」と言います 採用=『欲しいのは即戦力』の為、卵から温めるをうざったく感じるようで「若い奴らはダメだ」と口にする採用担当が多いようです Z世代は即戦力ではないが20年後30年後を考えての人的投資です Ⅹ世代以上を採用していた時とは違い、Z世代が生まれた時には『日は子供よりペットの犬・の方が多い』という時代になり、数の少なさが採用業務の人達の頭を痛くさせます とはいえ、チャットGPT一つ

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  • 年金の課題と労働信仰 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    年金問題は燃える フランスでは年金引き上げ問題が暴動に発展していました 年金支給年齢を62歳から64歳に2年引き上げようとするマクロン政権に対して激しい反発が起きています 日も過去1994年に基礎年金・2000年に厚生年金の比例報酬分を段階的に60歳から65歳まで引き上げるました 人口構成比の多い団塊ジュニア世代の年金支給の時代となると、さらなる長寿と少子化がデッドクロスして、非常に年金は危うくなりますので70歳へ段階的に引き上げることは必須になります 団塊ジュニア世代に罪はありません 人間は自分の意志で生まれてきたのではないので、たまたま同世代が多いだけです 過去と同じように『段階的引き上げ戦法』を取るとは思いますが、年金問題はとにかく政権転覆する可能性があるくらい燃えます 過去、自民党政権が転覆したひとつとなった『年金記録問題』があります 日の年金記録に問題があり、コンピュータに記

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