HPとMicrosoftによる提携強化は、企業向けクラウド事業における勢力争いが、いよいよ本格的に始まった“号砲”といえそうだ。 米Hewlett-Packard(HP)と米Microsoftが1月13日、クラウドコンピューティングやデータ管理など企業向け分野での広範な提携を発表した(MicrosoftとHP、クラウドに関する2億5000万ドルの提携を発表)。 両社は今回の提携強化によって、「システム基盤からアプリケーションまでを統合する次世代モデルをベースに構築」「アプリケーション展開の迅速化によるクラウドコンピューティングの推進」「既存システムの複雑さの解消やマニュアル作業の自動化で、IT全体のコスト削減」といった特徴を備えた新たなソリューションを共同で開発し、提供していくとしている。 Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは両社の提携強化について、「ハード、ソフト、サービスに
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