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2010年1月15日のブックマーク (5件)

  • 「クラウドの最強集団を作る」――日本IBM、社長直轄の専門組織を設立

    IBMが社長直轄のクラウド統括専門組織「Team Cloud」を1月に設立した。クラウド事業のスペシャリストの結集と育成に注力し、同社が一丸となってクラウド型サービスを企業に提案するという決意を表した。 「2009年から(社内で実施してきたクラウドコンピューティング関連)の教育レベルをさらに上げ、クラウドビジネスの最強集団を作る」 日アイ・ビー・エム(日IBM) クラウド・コンピューティング事業 吉崎敏文執行役員は、1月14日に開かれた記者発表会でこう意気込んだ。日IBMは1月にクラウドコンピューティング関連の事業やサービスをまとめる統括組織を設立。同社が数十年磨きを掛けてきた仮想化や自動化の技術を軸にしたシステム構築やSaaS(サービスとしてのソフトウェア)の提供など、インフラからアプリケーションまでを含むクラウド型サービスを国内企業に提案する体制を整えた。 新たに設立した組織

    「クラウドの最強集団を作る」――日本IBM、社長直轄の専門組織を設立
  • 日本IBMのクラウド、強みは「技術の熟知」と「グローバル展開」

    アイ・ビー・エム株式会社(以下、日IBM)は1月14日、クラウド戦略に関する記者説明会を開催。1月付けで設立された「クラウド・コンピューティング事業」を統括する、執行役員の吉崎敏文氏が、自社の強みや今後の展望などを語った。 クラウドコンピューティング(以下、クラウド)には、プライベート、パブリック、それらを併用するハイブリッドなどの種類があるが、日IBMではクラウドに共通する重要な要素として、「仮想化」「標準化」「自動化」の3つを挙げ、説明してきた。クラウドという概念は新しくはあるものの、吉崎氏は、「1991年から当社では、オートノミックコンピューティングという概念でそれらの要素を手掛けてきた。つまりベーステクノロジーはすでに持っていた」という点を指摘。特に、「大前提となる仮想化では、40年の実績を持つ」とし、その実績を強調する。 では、なぜこうした実績が必要になるのか。それは、「

  • 米Microsoftと米HPが新たな戦略提携、クラウド強化などに3年間で2億5000万ドル投資

    米Hewlett-Packard(HP)と米Microsoftは1月13日(米国時間)、企業向けインフラ提供で戦略的提携を結んだと発表した。ITインフラとビジネスアプリケーションを密に統合。クラウドを推進し、企業向けの技術環境を簡素化するという。両社は新イニシアチブに今後3年間で2億5000万ドルを投資する計画。 提携は、1)次世代の“インフラからアプリへ(インフラ・ツー・アプリ)”モデルベース、2)アプリ実装高速化による高度クラウドの実現、3)IT管理の複雑性排除と既存プロセスの自動化、を目標として、ソフトウェア、ハードウェア、サービスでコラボレーションを進める。 具体的な内容としては、データ管理マシン、統合型の事前パッケージ済みアプリソリューション、包括的な仮想化製品、統合管理ツールなどを挙げている。たとえば、「Microsoft Exchange Server」などのソフトウェアに最

  • NEC、VMwareに対応した仮想アプライアンス「InterSecVM」

    電気株式会社(NEC)は1月14日、VMware環境に対応した仮想アプライアンス「InterSecVM」を発表した。同日より販売を開始する。 仮想アプライアンスは、OSとアプリケーションをパッケージ化し、仮想環境に最適化されたもの。物理環境に依存することなく、VMware環境で読み込むだけで導入できるのが特長。 今回発表されたInterSecVMは、同社のアプライアンスサーバー「Express5800/InterSec」を仮想アプライアンス化した製品。メール/DNSDHCPサーバーの「InterSecVM/MW」、 プロキシ/Webフィルタリングサーバーの「InterSecVM/CS」、ロードバランサーの「InterSecVM/LB」の3製品が提供される。 価格は、InterSecVM/MW(1年間保守付き)が41万円(税別)、InterSecVM/CS(1年間保守付き)が64万円(

  • 第2回 Hyper-V 2.0のライブ・マイグレーション設計のポイント

    連載目次 第1回では、ライブ・マイグレーションの仕組みについて背景も含めて解説した。今回からは、前回の内容を踏まえつつ、「パフォーマンス」や「可用性」など、実運用環境への導入を意識したライブ・マイグレーションの設計ポイントについて解説していく。 最初にライブ・マイグレーションを実現するための要件について解説しよう。下表は、ライブ・マイグレーションを利用するための理論的な最低システム要件と、実際に実運用環境へ導入する際の現実的な要件をまとめたものである。

    第2回 Hyper-V 2.0のライブ・マイグレーション設計のポイント