ごみの行き先を、私達はどれくらい知っているだろうか? 5月30日、ごみゼロ(530)の日を前にして、ふと考える。 ものを買うときに、その生産背景などが透明で倫理的かどうかを重視する「エシカル消費」の考え方は近年で浸透しただろう。しかし、買ったものをどう捨てるかも、エシカルな観点で選択することが必要なのではないか。とはいえ、実際ごみを捨てることはどこから意識したら良いのか、正直なところわからない。 そんな疑問に対し、発信を続けているのが滝沢秀一さんだ。彼は漫才コンビ「マシンガンズ」として活躍する傍ら、ごみ清掃員としても働いている。彼がシェアするごみ清掃員の日常は、インターネットを通じて瞬く間に広がり反響を呼んだ。現在滝沢さんは、一般社団法人ごみプロジェクトの代表となり、環境省からサステナビリティ広報大使にも任命され、より多くの人にごみのことを知ってもらえるよう活動している。 ごみの未来を真剣