漫才日本一を決める「M-1グランプリ」の決勝が24日に迫った。大舞台に3年連続で臨む「真空ジェシカ」(人力舎)はボケの川北茂澄(かわきた・しげと)さん(34)が群馬ゆかり。4年前の上毛新聞の取材に「M-1で完全優勝したい」と語っていた。「3度目の正直」で大願成就となるか、群馬からも熱い視線が注がれそうだ。 3年連続でM-1グランプリ決勝の舞台に立つ真空ジェシカ(右が川北さん、左がガクさん)。 2020年1月に上毛新聞の取材に応じた 真空ジェシカは川北さんと、相方でツッコミのガクさん(33)のコンビ。川北さんの父親、川北茂樹さんは1978年の選抜高校野球大会(センバツ)で、エース松本稔さんを擁する前橋高野球部が甲子園史上初の完全試合を達成したときの主将だ。本人は長男で埼玉県出身。2002年3月に前橋高がセンバツに出場したとき、父と一緒に甲子園スタンドで応援し、当時の上毛新聞に写真付きで取り上