アニメキャラの女の子を、さらにかわいくメイクアップする-。このような試みが、放送中のフジテレビ系アニメ「甲鉄城のカバネリ」(木曜深夜0時55分)で行われている。動画に「線」や「ぼかし」などを加え、キャラクターの表情をより魅力的にする工夫のことで、テレビアニメでも始めての試みだという。制作会社の「WIT STUDIO」(東京都)を訪ね、「お化粧」の狙いを聞いた。 手書きで1枚1枚“お化粧”「甲鉄城のカバネリ」は、生ける屍(しかばね)である「カバネ」と、人間とが生き残りをかけて戦うストーリー。主人公の少年、生駒(いこま)は、謎の少女・無名(むめい)とともに、カバネを倒すために戦うことになる。キャラクターデザインは、アニメ「超時空要塞マクロス」のキャラクターデザインで知られるイラストレーター、美樹本晴彦さんが手掛ける。 「その美樹本さんのイラストを、ぜひアニメで再現したいと思いました。美樹本さん