広島交響楽団ライブラリアン北米留学記 - PIPERS Magagazine
以下の記事は雑誌パイパーズのバックナンバーに掲載されたものです。当該号の内容見本として掲載するためカットして転載しています。 著作権は（株）杉原書店と著者または情報提供者に帰属し、無断転載を禁じます。 Copyright by Sugihara Shoten Inc. All rights reserved. −−オーケストラのライブラリアンというのは、楽譜を用意したり保管したりするぐらいの仕事、と思っている人が多いかもしれませんね。 松田 外からは見えにくい仕事ですし、一般 の方に説明するのも難しいですよね。 私も広響（広島交響楽団）に入って手さぐりでこの仕事を始めたんです。東京には８つもオーケストラがありますからライブラリアンどうしの情報交換もしやすいでしょうけど、地方ではそれもなかなか。それでも、東京公演のときなどに在京オーケストラのベテラン・ライブラリアンの方たちに楽譜の
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・国内の多くのプロオーケストラが使用している確かな品質 セロハンテープ等で貼った紙が、時間が経つとベタベタしてきたり、テープがはがれたり、テープを貼った部分が変色したりすることは多くの方が経験されているのではないでしょうか。しかし、この紙テープは素材（レーヨン紙・アクリル系接着剤）が劣化しにくいため、楽譜のように長期間保存が必要なものに最適です。 ・製本や補修に最適な薄さ サージカルテープやマスキングテープなど市販のテープだとテープ自体にかなり厚みがあるため、製本した場合かなり分厚い仕上がりになったり、補修に使用した場合貼った箇所の音符が見えなくなったりしますが、この紙テープの場合は極薄な素材のため、めくりもスムーズで音符の上に貼っても透けて見えるため補修にも適しています。 ・業務用ならではの低コスト 個人向けには「スコアテープ」という名称で販売されているものがあり、長さ25ｍで600円ほ
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