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2010年4月18日のブックマーク (3件)

  •  ローター・コッホのオーボエで聞くモーツァルトの協奏曲 | 鎌倉スイス日記

    作曲者 : MOZART, Wolfgang Amadeus 1756-1791 オーストリア 曲名  : オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314 (285d) (1777) 演奏者 : ローター・コッホ(ob), ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 CD番号 : EMI/7243 5 75317 2 6 20世紀に活躍したオーボエ奏者の中でもローター・コッホは最高の奏者だと思う。この録音はカラヤンでなくネヴィル・マリナーとアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズあたりとであれば更に良かったに違いない。それでも私に言わせれば、コッホが演奏している、そのことだけでこの演奏は不滅の演奏となったのである。 実際この柔らかくて丸い音は、他ではなかなか聞けないものだ。オケがベタベタのレガートでなく、もう少し歯切れ良く演奏してくれればと思うけれど、このC

     ローター・コッホのオーボエで聞くモーツァルトの協奏曲 | 鎌倉スイス日記
  • [書評] 1Q84 book3 (村上春樹): 極東ブログ

    私たちの世界では、夏目漱石の「明暗」(参照)の結末を知ることはできない。ドストエフスキーが当に書きたかった「カラマーゾフの兄弟」(参照・参照)の第二部を読むこともできない。命と引き替えに文学を超えようとした存在の出現は許されない。あるいは川端康成(参照)の「千羽鶴」(参照)の続編「波千鳥」のように、作者の生の有様が存在を限界付けることもある。村上春樹の「1Q84 book1, book2」(参照)は、文学を超えようとする手前で放置されかけた。が、不思議な形で完結した。 不思議な形というのは、後続するbook3は、book1と book2とはあたかも異なる作者による批評の作品として読めるからだ。1Q84のbook1と book2が投げかける巨大な謎を、村上春樹自身が批評家としてbook3でおそらく渾身を込めて解き明かして見せた。彼が文学の批評に立ったのはこの作品が初めてだし、そのことでおそ

    hrkntr
    hrkntr 2010/04/18
  • マーラー交響曲第9番の森

    CD評価基準について 評価★★★★★★★★★★:当方の大推薦盤 評価★★★★★★★★★☆、★★★★★★★★☆☆:推薦盤(買って損はなし) 評価★★★★★★★☆☆☆、★★★★★★☆☆☆☆:悪くはないが、私の好みではない 評価★★★★★☆☆☆☆☆以下:演奏としてはあまりお勧めしない。即中古行きか? モノラル録音盤は、星よる評価はしておりません。 マーラー交響曲9番 2000年の音楽の友のアンケートで<好きな交響曲>の第12位(前回1995年では第9位)と難解な超大作ではありますが、絶大な人気があります。ここまで偉大な作品になると並みの指揮者、オケには録音させてもらえません。さらに演奏する方も気合の入れ方が違う様です。この点が、曲が名演奏揃いと言われる所以かもしれません。 当方にとって、この交響曲は特別な曲と言って良いと思います。曲の素晴らしいさも然ることながら、これほどまでに当方の心をと

    hrkntr
    hrkntr 2010/04/18
    凄い、こんなにあるのか。ベルティーニが満点。