贔屓にしているサイトに翻訳家金原瑞人オフィシャルホームページがあります。そこで、ケータイ小説の話題があったので、興味のある方は、お読みください。全編 引用です。 (8月12日) カフカ」の章の最後の、カフカ自身の言葉がすっごくよくて、多少酔っていたこともあって、翻訳物の書評子・評論家として大活躍の豊崎由美さんにメールで送った。カフカの言葉は次の通り。 要するに、われわれが読むべきなのは、かみつかれたり刺されたりしたように感じる本だけだと思う。本を読んで、頭を一発殴られて目が覚めたように感じないなら、読む意味がどこにあるというのだ? 「幸せな気分になる」ために読む? 冗談じゃない。幸せな気分になりたいなら、本なんか一冊もないほうがいい。……必要なのは、最悪の不幸同然にわれわれをたたきのめす本……森に追放されたような気分にさせられる本であり……本とは、われわれの心の中の凍った海を打ち砕く斧でな
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